JTBとITサービスのMobility TechnologiesがタクシーチケットDXで協業(23.2.1)

(株)JTB(東京・品川区、山北栄二郎社長)と、(株)Mobility Technologies(東京・港区、中島 宏社長、以下、MoT)は、MoTの「GOチケット」を活用した『デジタルタクシーチケットfor Events』を、2月1日(水)より提供開始。JTBが持つMICE(※)領域における高い専門性とMoTのタクシーDXノウハウの融合により、MICEのDXサポートから広く交通パッケージの共同販売なども見据え、様々な移動課題の解決をはかるべく、協業を進めていく。
※MICE:Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語。

MICE領域における協業『デジタルタクシーチケット for Events』
JTBでは、2012年より法人の抱える課題解決の手段として、利用条件の指定や乗車履歴を可視化できる「JTBタクシーチケット」を企画・販売。高い利用率とコンプライアンスの強化を両立できる多機能タクシーチケットのパイオニアとして多くの企業で利用され、高い評価を得ている。またMoTでは、国内ダウンロード数No.1(※1)のタクシーアプリ『GO』をはじめ、法人向けサービス『GO BUSINESS』の展開を行い、国内のタクシーDXを進めている。

この度、MoTが今春提供を開始する 『GO BUSINESS』の新デジタルタクシーチケット機能「GOチケット」において、それぞれの経験と強みを活かし、法人イベントに求められる高い透明性と適正利用の機能を強化した『デジタルタクシーチケット for Events』の提供を開始する。両社は「GOチケット」開発段階よりMICEのオペレーションDXを見据えた企画開発を進めており、「GOチケット」の提供に先んじて『デジタルタクシーチケット for Events』を提供する。

※1 data.ai調べ|タクシー配車関連アプリにおける、日本国内ダウンロード数(App Store/Google Play合算値) 調査期間:2020年10月1日~2022年9月30日

『デジタルタクシーチケット for Events』は、有効期限と上限金額の管理、及びGPSによる乗降地情報取得、実利用チケットのみを対象とした課金体系、電子納品などの機能性によって、コンプライアンスやコストの管理、業務改善に大きく寄与することが期待される。また、本チケットの活用を含むあらゆるイベントの資材の調達やイベント管理・運営など全てのプロセスをワンストップで行うことにより、戦略的なデータ活用が可能になる。

今後は、MICE領域に留まることなく、広く旅行領域における交通パッケージの共同販売なども見据え展開していく予定。


『デジタルタクシーチケット for Events』サービス概要

開始日: 2023年2月1日(水)
対応エリア:『GO』対応エリアに準ずる ※一部車両を除く https://go.mo-t.com/area
特徴:
① 丁目単位の乗降地情報をGPSで取得
② 有効期限と上限金額をシステムで制御
③ 各種データをリアルタイムに取得
④ 実利用チケットのみを対象とした課金体系を実現
⑤ イベントシステム等を通じた大量受発注/納品に対応
⑥ 交通/イベント経費との統合精算に対応
⑦ 『JTBタクシーチケット』とのハイブリッド運用に対応


株式会社Mobility Technologiesについて
Mobility Technologiesは「移動で人を幸せに。」をミッションに、日本のモビリティ産業をアップデートする様々なITサービスの提供を行なっている。

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