東京ケーブルネットワーク、スポーツ中継・映像制作業務でのローカル5G利活用検証実験を実施(22.9.16)
東京ケーブルネットワーク(株)(東京・文京区、大坪龍太社長、以下、TCN)は、総務省の令和3年度課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証「No20 スタジアムにおけるローカル5G技術を活用した自由視点映像サービス等新たなビジネスの社会実装」の展開実験として、ローカル5Gの有効性が確認されたことを発表した。
本実験は、同開発実証請負元の三菱電機(株)とTCNが連携して実施したもの。東京ドームにおいて、「スタジアムにおけるスポーツ中継、映像制作・ポストプロダクション業務へのローカル5G利活用検証実験」を実施。制作業務におけるリモートプロダクションの映像・音声ソースのデータ伝送回線、ならびにワイヤレスカメラの映像伝送回線としてローカル5Gの有効性を確認した。
また、本実験については、TCNのグループ会社であり、東京ドームでのスポーツ・イベントの中継制作を多数手がける(株)TCP(東京・文京区、津滝 義仁社長)の制作スタッフが、実際の野球中継を模試し、使い勝手やクオリティーを現場目線でチェック、一般的なローカル5Gの技術面での検証に加え、より制作現場サイドに立って検証実験を行なった。
なお、本実験の内容は、(一社)ケーブルテレビ情報センター(東京・中央区、佐々木嘉雄理事長、CRI)等、ケーブルテレビ各関連団体を通じて広く公開していく予定。CRI主催のオンラインセミナーでは、10月18日に同内容について発表する。※視聴方法等の問い合わせはCRI事務局まで:cri@cri info.jp