Yahoo! JAPANのビッグデータ分析ツールを長野県信濃町が導入(22.4.8)
ヤフー(株)(東京・千代田区、小澤隆生社長執行役員CEO、以下、Yahoo! JAPAN)は、Yahoo!データソリューションが開発・提供する事業者向けデータソリューションサービスにおいて、ビッグデータ分析ツール「DS.INSIGHT」が、長野県信濃町に導入されたことを発表した。
Yahoo! JAPANでは、多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体向けに事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを提供することを目的として、2019年に事業者向けデータソリューションサービスの提供を開始した。同サービスには、検索データや位置情報を中心としたYahoo! JAPANのビッグデータを元にブラウザー上で調査・分析できる「DS.INSIGHT」、統計データをブラウザー以外のシステムからもダイレクトに利用できる「DS.API」、個々の企業や自治体の要望に応じてオーダーメードの課題解決を行う「DS.ANALYSIS」がある。
信濃町は、ふるさと納税を通じて地域の魅力を発信し、寄附を増やしていくことを主な目的として、信濃町の魅力や寄付者のニーズを客観的に分析するため、「DS.INSIGHT」の官公庁向けプランである「DS.INSIGHT for Gov」を導入した。
信濃町では、「DS.INSIGHT」を活用した、ふるさと納税自体のトレンドや信濃町の特産品、観光名所への関心の分析などを通じて、ふるさと納税の返礼品に「生そば」を追加しました。そして、“年越しそば”で「そば」の検索数が増え需要も高まる年末に合わせた発送を保証した結果、多くの好評を得られ、その他の返礼品も含む信濃町への寄附金額は昨年度の1.9倍を実現した。
詳細は以下の事例紹介参照
https://ds.yahoo.co.jp/case/shinanomachi.html
Yahoo! JAPANでは、今後も利用者のプライバシーの保護を最優先としたうえで、サービスを通じてビッグデータの力を解き放つことで、企業や自治体の課題を解決し、さらに人々の暮らしをより便利で豊かにしていくことを目指す。
■ヤフー・データソリューションについて
ヤフー・データソリューションは、Yahoo! JAPANの多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体向けに事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを提供するサービス。検索・人流データをもとに利用者自身で分析できるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」と、オーダーメイドでビッグデータを活用した課題解決を支援する「DS.ANALYSIS」などを提供している。なお、本サービスでは、統計化されたデータのみを扱っており、個人を識別可能な情報は含まれない。