北谷観光MaaS「手荷物当日配送サービス」始動(22.1.4)

北谷観光MaaS共同事業体(幹事会社:ユーデック(株)東京・千代田区、馬場園克也 代表取締役、以下「同事業体)は、全日空商事(株)(東京・港区、志岐隆史社長)、(株)Airporter(東京・千代田区、泉谷 邦雄代表取締役)との協業により、2022年1月4日(火)より那覇空港と北谷トランジットセンター(沖縄県北谷町うみんちゅワーフ内)間の「手荷物当日配送サービス」を開始。
本事業は、11月5日(金)から開始した、経済産業省「地域新MaaS(マース)創出推進事業」に採択された「北谷観光MaaSプロジェクト」のモビリティサービスの第4弾となる。

那覇空港や北谷町内で手荷物を預けて「手ぶら観光」

■「手荷物当日配送サービス」とは
本事業の協業者であるAirporterが東京・大阪地区の空港と周辺宿泊施設間で運営している「手荷物当日配送サービス」。沖縄においても、2019年11月より那覇空港内の全日空商事が運営する店舗「Before U GO(呼称:ビフォーユーゴー)」でサービスを開始している。

この度、北谷観光MaaSプロジェクトの一環として、北谷トランジットセンター(北谷町うみんちゅワーフ内)にAirporterの市中型集配拠点を開設。これにより、旅行者の旅スタイルは次のように変化する。

・旅行初日は
空港で手荷物を預けて「北谷エアポートエクスプレス」(那覇空港~北谷町間の直行シャトルバス)に乗って北谷町を訪れ、手ぶらで観光を楽しむことができる。

・旅行最終日は
北谷トランジットセンターで手荷物を預け、アメリカンビレッジやデポアイランド、フィッシャリーナで最後の沖縄観光を楽しむことができる。
空港まではAirporterが手荷物を、そして「北谷エアポートエクスプレス」が最短45分(※)で旅行者を出発ロビーまで送り届けてくれるので、帰りの移動の心配をする必要がなくなる。

■「手荷物当日配送サービス」利用の流れ
利用はスマートフォンからAirporterウェブサイト( https://airporter.co.jp/ )へのアクセスで、予約とキャッシュレス決済が可能。
旅行初日は、那覇空港に到着しましたら北谷観光MaaSカウンター(到着階ポーたま隣)にて手荷物を預ける。預けた手荷物は北谷町まで運ばれ、北谷トランジットセンターで受け取ることが可能。
旅行最終日は、北谷トランジットセンターにて手荷物を預ける。預けた手荷物は那覇空港まで運ばれ、「Before U Go」カウンターで受け取ることが可能。

本サービス利用の流れ

■今後の展望
将来的には、北谷町内で旅行者が空港チェックインと手荷物の預け入れ手続きができる、観光地としては日本初の「シティ・エア・ターミナル構想」の実現を目指す。これによって旅行者はのんびり「手ぶら観光」を楽しんだ後、時間になったら「北谷エアポートエクスプレス」で那覇空港に移動して空港ではチェックインゲートを通るだけ、ということが可能になる。
同事業体は、これからも旅行客がゆったりと観光できる仕組みの構築に向けて取り組んでいく。

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