シンクレイヤ、アプリ不要のARスタンプラリー「AR産業フェアクエスト」を開発(24.10.24)
シンクレイヤ(株)(愛知・名古屋市、山口正裕社長)は、WebARを用いたスタンプラリー「AR産業フェアクエスト」を開発したと発表した。
様々な業界でDXの必要性が増している中、同社では、何から始めていいか悩んでいる企業・自治体の一助になるべく、手軽に始められるよう日本人になじみのあるスタンプラリーに着目。スタンプ台紙の印刷やその設置、補充などにコスト・手間がかかることや実施後のマーケティングデータの集計に人手がかかるといった課題を解決すべく、「AR産業フェアクエスト」を開発した。また観光地やイベント会場で、参加に専用のアプリが必要となると、「ダウンロードをするのが面倒」「アプリを増やしたくない」「データの通信料がかかる」等の理由から離脱に繋がる場合も少なくない。そこで同サービスには、専用のアプリケーションをダウンロードすることなくWebブラウザ上で気軽に体験できるWebARを採用している。
さらに、企画内容をそのままパッケージ化する予定のため、小規模なイベントでも簡単に導入することが可能で、集めるアイテムデザインを地域のアピール素材に差し替えるなどのオプションも検討中とのこと。マーケティングデータとして、どのスタンプがどの程度押されたか等、データ集計ができるため、計測が困難だった費用対効果の分析も可能となるとしている。