山梨県、産学官金連携で頭痛による労働生産性の低下を可視化する実証実験(23.1.27)

山梨県(長崎幸太郎知事)では、最先端技術やサービスを有するスタートアップ企業等に伴走し、山梨県全域を対象にした「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」を全面的にサポートしている。「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」では、山梨県が全国トップレベルとなる補助率 4 分の3、最大750 万円の経費を支援するとともに、山梨県全域を実証実験のフィールドとして、産学官金連携のオール山梨体制で伴走支援を行う。

「第3期TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業」で採択された7事業者のうちの1つ、(株)ヘッジホッグ・メドテック(東京・中央区、川田裕美CEO)は、2022年12月の(株)フォネット(山梨・甲府市、清水栄一社長)との連携を皮切りに、今年1月より(株)アルプス(山梨・昭和町、金丸 滋社長)及び豊前医化(株)(山梨・中央市、豊前貴子社長)とも連携し、県内企業3社の頭痛による労働生産性の低下を可視化し、頭痛患者の疾患啓発及び医療機関との連携に向けた実証実験を進めている。


ヘッジホッグ・メドテックは、第 3 期事業者として採択され、頭痛による生産性低下の可視化と、疾患啓発及び医療機関との連携の実証を実施している。ヘッジホッグ・メドテックが提供する健康経営サーベイシステムを通じて、従業員に自身の日々の労働生産性と身体症状等の評価を行ってもらうことで従業員の労働生産性と疾患状況を可視化し、その結果から企業の健康経営の施策立案の基盤となるデータ整備を目指す。また、同サーベイにて抽出された頭痛患者に向けて、頭痛への理解促進、医療機関への受診勧奨、医療機関連携に向けたプログラムを提供する。これにより、頭痛に悩む従業員に対して適切な医療情報を提供し、治療へのアクセスを促進することで健康状態の改善を目指す。

実施期間:2022年12月から2023年2月

■「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」最新情報は、やまなし未来創造インフォメーションサイト参照
https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support.html

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