京セラみらいエンビジョン、鳥取県智頭町役場とAI乗合タクシーシステムの実証実験を実施(23.1.23)

京セラみらいエンビジョン(株)(東京・港区、金 炯培社長、以、KCME)は、鳥取県智頭町役場(金兒英夫町長)と共に、IP告知システム(しらせあい)を活用したAI乗合タクシーシステムの第3期実証実験を1月23日~2月19日に実施する。

智頭町は、第7次智頭町総合計画で掲げた「一人ひとりの人生に寄り添えるまちへ」の実現に向け、令和2年度から既存のブロードバンド環境を有効活用し、クラウドを使用したIP告知システム(しらせあい)を基軸とした、ICT技術を用いた防災、教育、医療介護、そして交通分野への利活用を進めている。その中でも交通分野の取り組みとして、2020年3月に策定した智頭町地域公共交通計画の基本理念である「すべての人に寄り添える持続可能な交通体系の構築」を目指し、KCMEと共に現時点で第1期、第2期の実証実験を終え、第3期として23年1月23日~同年2月19日の間、智頭町全域を対象としたAI乗合タクシーの実証実験を実施する。

【実証実験の概要】

対象地区 智頭町全域
※乗降ポイントを200箇所以上設定しています。
実証実験期間 令和5年1月23日(月)~2月19日(日)
※土日祝日も運行
運行時間 午前7時~午後7時
予約可能時間: 【IP告知端末(アプリ)】午前6時30分~午後6時30分
【電話】午前8時~午後5時(0858-75-0170)
※当日予約のみ
乗車運賃 無料(実証実験期間中の乗車に料金は発生しない)

■京セラみらいエンビジョン株式会社(KCME)
京セラグループである京セラみらいエンビジョンは、「モバイルとICTを融合した最適化ソリューションを核に格差なく住み続けられるまちづくりに貢献するグローバルカンパニー」を目指し2011年から事業を開始した。情報革命の基盤となるMobile Internet、AI、IoT、Big Data、仮想クラウド分野はもちろん、さらにその各分野を細分化した5G、SDN、NFV、GPON、関係するエンジニアリングまで、幅広く事業を展開しており、SDGs事業を推進している。19年7月より「情報通信基盤利用促進協議会」加盟の北海道5町村(※1)にIP告知システムの導入を行なっている。

※1 プレスリリース https://www.kcme.jp/news-all/20180720-00.html

公式ページ: https://www.kcme.jp/

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