スペシャ主催の野外フェス「SWEET LOVE SHOWER」3年ぶりの開催に6万人が熱狂 (22.8.28)

音楽専門チャンネル スペースシャワーTVをはじめ、様々な事業を展開する(株)スペースシャワーネットワーク(東京・港区、林 吉人社長)は、8月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間、夏の野外フェスティバル「SWEET LOVE SHOWER 2022」を、世界文化遺産・富士山と山中湖畔を望む自然豊かな「山中湖交流プラザ きらら」(山梨・南都留郡)にて開催した。

ORANGE RANGE(Mt.FUJIステージ 初日)

1996年に日比谷野外大音楽堂でスタートして、今年通算25回目を迎えた「SWEET LOVE SHOWER」。“ラブシャ”の愛称で親しまれてきた。自治体のガイドラインに従い、会場と協議して設定した収容人数で開催。可能な限り密を避けたエリア作り、公式アプリでの本人情報登録など、感染対策を実施の上3年ぶりに開催を果たした。若手から日本の音楽界を代表するトップミュージシャン、スペースシャワーTVに縁のあるアーティストなど、総勢54組が出演。それぞれが想いを込めた音楽を大自然に響かせ、 3日間で合計60,000人の観客を熱狂の渦に包んだ。詳細は末尾のイベントレポートを参照。

東京スカパラダイスオーケストラ(LAKESIDESTAGE 2日目)

[Alexandros](LAKESIDESTAGE 2日目)

YOASOBI(Mt. Fuji STAGE 最終日)

◆イベント概要
・タイトル:SWEET LOVE SHOWER 2022(スウィートラブシャワー ニセンニジュウニ、通称ラブシャ)
・開催日:2022年8月26日(金)、27日(土)、28日(日)
・会場:山梨県 山中湖交流プラザ きらら(山梨県南都留郡山中湖村 平野479-2)
・主催:SPACE SHOWER NETWORKS / 山中湖村

◆スペースシャワーTVで3週連続合計9時間独占放送「SWEET LOVE SHOWER 2022 -完全版-」
・8/26(金)公演[Day1] > 10/23(日)21:00~24:00
・8/27(土)公演[Day2] > 10/30(日)21:00~24:00
・8/28(日)公演[Day3] > 11/6(日)21:00~24:00

◆GYAO!/LINE VOOMで各日イベント翌日に一部最速無料配信
・8/26(金)公演[Day1] > 8/27(土)正午~
・8/27(土)公演[Day2] > 8/28(日)正午~
・8/28(日)公演[Day3] > 8/29(月)正午~

◆ SWEET LOVE SHOWER 公式サイト
https://www.sweetloveshower.com/2019/

<イベントレポート(一部抜粋)>

体調不良やコロナ陽性判明により、ハンブレッダーズと [Alexandros]の2組は特別編成で舞台に立ち、Dragon Ash、10-FEET、MAN WITH A MISSION、中村佳穂の4組はキャンセルとなるも、スペースシャワーTVに長年縁のあるアルカラ、THE BAWDIES、キュウソネコカミ、小原綾斗とフランチャイズオーナーがサポート出演し、計54組が勢揃いした『SWEET LOVE SHOWER 2022』。湖畔を望むLAKESIDE ステージのトップバッターとして剥き出しのサウンドを鳴らしたのはMy Hair is Badで最新作からの「歓声をさがして」でオーディエンスを送り出した。アーティストの真後ろに富士山が見えるMt.FUJI ステージにはgo!go!vanillasが登場。前のめりに転がるサウンドと鮮やかなコーラスワークで、大自然の中、聴く人の心を開放させた。同じくMt.FUJIステージに出演のORANGE RANGEは「イケナイ太陽」「以心電信」といったヒット曲から最新曲まで披露。場を大いに盛り上げ、緑に囲まれたロケーションのFORESTステージには初出演の秋山黄色。目の前の人をまっすぐ捉え、熱量 高く歌い鳴らすロック魂溢れるライブは、初めて観たオーディエンスの記憶に強く残ったことだろう。初日のトリを務めたTHE ORAL CIGARETTESは、最新曲「BUG」や初期のバラード「エイミー」、SKY-HIとのコラボなどを披露。初出演の10年前から続く『SWEET LOVE SHOWER』との物語を愛情に満ちた演奏に結実させた。
2日目は、04 Limited Sazabys、今年初出演のBREIMENが登場。デビュー30周年のウルフルズは、「バンザイ ~好きでよかった~」の歌い出し、トータス松本の「イェーイ」一発で大勢の観客の心を掴んだ。
東京スカパラダイスオーケストラのステージには、[Alexandros]の川上洋平、YOASOBIのikura(幾田りら)がスペシャルゲストとして登場。この日ならではの特別なコラボで会場を沸かせた。2日目のトリを務めたのは[Alexandros]。最新アルバム曲を中心にアグレッシブなライブを繰り広げた。
最終日には今年初出演の緑黄色社会が登場。同じくVaundyも今年初出演。生バンドのグルーヴィーな演奏に乗せて「踊り子」「怪獣の花唄」など8曲を披露。
TAIKING(Suchmos)は、フェス初出演の女優・土屋太鳳と共演。2人で一緒に歌詞を書いたという新曲「Rules feat. 土屋太鳳 」を初披露した。初出演にして大勢の観客を呼び込んだYOASOBIは「夜に駆ける」からスタート。ikuraの純度の高い歌声と自由自在なサウンド、全面LEDのステージセットを活かした光の演出で広い空間を自分たちの色に染めた。3日目のトリ、レキシのライブによって『SWEET LOVE SHOWER 2022』は締め括られ、“ヤマサキ春の藩まつり”ことキュウソネコカミのヤマサキセイヤとコラボした「KMTR645」など6曲を披露。音楽愛とユーモアに満ちた演奏、そして観客の持つ光る稲穂が揺れるユニークな光景でラストを彩った。
TEXT:蜂須賀ちなみ PHOTO:AZUSA TAKADA、岸田哲平、関口佳代、中河原理英

PHOTO:AZUSA TAKADA、岸田哲平、関口佳代、中河原理英

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