ルネサンス高校グループ、eスポーツコースで「Roblox プログラミング授業」を開始(22.4.20)

ブロードメディア(株)(東京・港区、橋本太郎社長)は、エデュケーショナル・デザイン(株)(静岡・静岡市、脇⽥真太郎代表)と提携し、2022年4⽉より、ゲーミングプラットフォームの「Roblox(ロブロックス)」を教材にアレンジした「Roblox プログラミング授業」を、ルネサンス⾼校グループeスポーツコースで開始した。まずはルネサンス⼤阪⾼等学校(梅⽥・なんばeスポーツキャンパス)およびルネサンス豊⽥⾼等学校(名古屋栄・博多キャンパス)で導⼊し、その他の学校・キャンパス、ルネ中等部についても順次導⼊していく予定。

■Roblox プログラミングとは
世界中のZ世代を熱狂させている「Roblox」は、2006年にリリースされ、22年時点のユーザー登録数は2億⼈以上と⾶躍的に伸びているゲーミングプラットフォーム。⽇本でも⼩・中・⾼校⽣を中⼼に認知度が⾮常に⾼まってきている。ユーザーは、Roblox内の多種多様なゲームをオンラインでプレイできるだけではなく、⾃⾝でオリジナルゲームを開発し、世界中のユーザーにプレイしてもらうことも可能。欧⽶ではすでに「Roblox」が教育現場でも活⽤されており、⽇本ではエデュケーショナル・デザイン(株)がRobloxを活⽤したプログラミング教育カリキュラムを⽇本で初めて開発し、(※エデュケーショナル・デザイン(株)調べ)、Roblox社認定の公式エデュケーターとして⽇本で唯⼀認められている。

■初級者から上級者まで段階的に学べるカリキュラム
「Roblox プログラミング授業」は、⽣徒が興味を持ちやすいゲームというエンタメ性のある題材を⽤いて、プログラミング学習に対する抵抗をなくすところからはじめ、゙教養としてのテクノロジー理解のレベルを⾼められるようにカリキュラムを組んでいる。学習を通じてコミュニケーション能⼒や継続⼒、社会性を育んでいけるよう、エデュケーショナル・デザイン株式会社のEdTechのノウハウを活かしてルネサンス⾼校グループオリジナルのプログラミング学習カリキュラムを企画した。
初級者から上級者まで対応できるよう、ビジュアルプログラミングからテキストコーディングへと段階的にステップアップでき、無理なく学習できるカリキュラム。まずは「Scratch」によるプログラミング⼊⾨編で、ICTリテラシーとともに、デジタル教育の基礎を理解する。その後、⾃分のスマートフォンで動作可能なアプリ制作に取り組んでいくとともに、プログラミング学習経験者は「Roblox」を使⽤したテキストコーディングで、本格的な3Dゲームの制作を学んでいく。

■「Roblox」の空間でプログラムを学び、⾃⾝で作った作品を発表
ルネサンス⾼校グループでは「多様性」を⼤事にしていることから、プログラミングといういわば正解のない⾃由な世界で⽣徒の想像⼒を豊かに発揮できるようなプログラミング学習カリキュラムを準備した。独⾃のポータルサイト内に⽣徒⼀⼈ひとりがアクセスし、作品をアップロードすることが可能。また、学習管理のできる画⾯も⽣徒⼀⼈ずつに完備し、制作した作品を⾃⼰管理する能⼒も⾝につけられる。さらにコミュニティー機能で⽣徒同⼠のコラボレーションを実現したり、作った作品を共有したりすることが可能。共有することで他者へ伝える⼒を養うと同時に、他の⽣徒の作品に触れることによって、新たな気づきや発⾒の場となり、モチベーションの維持向上にも寄与する。そのサイト内で校内展⽰会やオンラインでの発表会等を⾏い、評価表彰の場としても活⽤する予定。
ルネサンス⾼校グループでは「Roblox プログラミング授業」を通して、21世紀の教養と⾔われている「プログラミング的思考」を⾝につけ、「課題発⾒」「論理的思考」「合理的思考」の⼒を伸ばしていきたいと考えている。
ブロードメディアは今後も在校⽣の学びの幅を広げ、卒業後の夢の実現をサポートできる体制を強化していく考え。

【ルネサンス⾼校グループのeスポーツコースについて】
https://www.r-ac.jp/curriculum/esports/
学校のあり⽅にも多様性が必要と考え、学校側が⽣徒のおかれている状況を柔軟に考えて教育を実践することをめざし、構造改⾰特別区域法に基づき内閣府によって認定された教育特区に、独⾃のオンライン学習ツールで時間と場所にとらわれることなく学べる、広域通信制・単位制のルネサンス⾼等学校(2006年4⽉)、ルネサンス豊⽥⾼等学校(11年10⽉)、ルネサンス⼤阪⾼等学校(2014 年4⽉)を開校し運営している。
18年4⽉に⽇本初の⾼等学校によるeスポーツコースを、ルネサンス⼤阪⾼等学校で開講。初年度から⼤きな反響があり、翌19年4⽉に梅⽥eスポーツキャンパスに拡⼤移転。その後も定員を越える応募があり、新宿代々⽊キャンパス、横浜キャンパス、名古屋栄キャンパス、なんばeスポーツキャンパス、博多キャンパスと拠点を拡⼤し、22年4⽉時点で全国6拠点においてeスポーツコースを提供している。
当コースの⽬的は「ゲームを通して社会性を⾝につける」こと。論理的思考、問題解決⼒、英語、メンタル&コミュニケーションなどゲーム以外の授業にも⼒を⼊れていることが⼤きな特徴。eスポーツを通して将来の夢を描くことを楽しみ、⽬標に向かって進む⼒を⾝につけることができる点にご賛同を得ている。

【エデュケーショナル・デザイン(株)について】
デジタルや最新テクノロジーの⼒で、学びや教育現場を⽀援するEdTech Company。
URL︓https://www.educationaldesign.jp/

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