衛星劇場、山田洋次監督の初期作品を12月より5カ月連続で特集(21.11.11)

衛星劇場(松竹ブロードキャスティング(株)、東京・中央区、井田 寛社長)は、「監督生活60周年 山田洋次監督初期作品特集」と題して、今年12月に監督生活60周年を迎える山田洋次監督の初期作品を5カ月にわたり特集放送する。12月は1961年12月15日に公開された山田洋次監督の監督デビュー作「二階の他人」のほか、倍賞千恵子の大ヒット曲を映画化した「下町の太陽」、“馬鹿シリーズ”の第一弾「馬鹿まるだし」の3本を放送する。
また、1月以降も「男はつらいよ」以前の初期作品を毎月放送予定。

<12月放送作品>

二階の他人

© 1961 松竹株式会社

[放送日] 12月3日(金) 前8:30~他
1961年/松竹
[監督・脚本] 山田洋次 [原作] 多岐川恭 [脚本] 野村芳太郎
[出演] 小坂一也、葵京子、平尾昌章(平尾昌晃)、瞳麗子、関千恵子、須賀不二男、穂積隆信、野々浩介、永井達郎、高橋とよ
下宿人とのトラブルを解決しようと奮闘する若いサラリーマン夫婦を描くドタバタ喜劇。
山田洋次の第1 回監督作品。

下町の太陽

© 1963 松竹株式会社

[放送日] 12月10 日(金) 前8:30~他
1963年/松竹
[監督・脚本] 山田洋次 [脚本] 不破三雄、熊谷勲
[出演] 倍賞千恵子、勝呂誉、早川保、待田京介、葵京子、水科慶子、青山ミチ、田中晋二、石川進
東京の下町を舞台に貧しいながらも明るく生きる人々の姿を描いた山田洋次の長編映画第1作。倍賞千恵子のレコード『下町の太陽』が大ヒットしたことで、それをモチーフにして製作された青春映画。

馬鹿まるだし

© 1964 松竹株式会社

[放送日] 12 月4日(土) 前8:45~他
1964年/松竹
[監督・脚本] 山田洋次 [原作] 藤原審爾 [脚本] 加藤泰
[出演] ハナ肇、桑野みゆき、清水まゆみ、水科慶子、藤山寛美、小沢栄太郎、犬塚弘、長門勇、三井弘次、渥美清
山田洋次監督初期の傑作で、監督のスタイルを確立した作品。粗野ながら人情に厚い善人・安五郎のキャラクターは後の車寅次郎に受け継がれていく。喜劇『馬鹿』シリーズの一遍。

衛星劇場
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