ルネサンス高等学校グループ、eスポーツコースのキャンパスを拡大(20.5.28)

ブロードメディア(株)(東京・港区、橋本太郎社長)が運営する、広域通信制・単位制のルネサンス高等学校グループは、eスポーツコースの入学生徒数が2020年4月時点で過去最多となったため、6月1日より新宿代々木キャンパスを20席から45席(120名に定員増)に、また、梅⽥eスポーツキャンパスは同ビル内に梅田eスポーツ第2キャンパスを開設し、席数も40席から65席(240名に定員増)に拡大する。
同時に、両キャンパスともにオンライン専用ルームを設置し、eスポーツの授業の様子をその他教科の授業と同様にオンラインで提供するなど、生徒のニーズにより広く応えられるようオンライン授業の体制を強化していく。

■代アニの現役ゲーム実況者によるeスポーツの実況配信授業を開始
新宿代々木キャンパスでは、当校がダブルスクールコースで提携している代々木アニメーション学院より新たに現役のゲーム実況者を迎え、eスポーツ専門の実況配信授業を開始。これからの時代に求められる、高いスキルを持ったプロの実況者育成のためのカリキュラムを生徒たちに提供していく。

■NTT西日本とeスポーツ種目にマッチした高速通信回線の共同検証
梅田eスポーツキャンパスと梅田eスポーツ第2キャンパスは、2020年2月14日に発表したNTT西日本との業務提携の第1弾として、通信速度が最大概ね10Gbps(※1)の校則インターネット回線「フレッツ 光クロス(FTTHアクセスサービス)」を導入する。eスポーツのオンライン対戦を行う場合、種目によって回線スピードが遅くなることがあるが、「フレッツ 光クロス」の導入でその遅延の軽減をめざし、また今後は2つの梅田キャンパスをテストケースとし、共同でゲームごとに回線状況を研究し調整を重ねることで最適スピードを出す取り組みをしながら、生徒たちに最高のプレイ環境を提供する。

今回のキャンパス拡大は単に規模の拡大ではなく、本格的なオンライン授業の導入というコンセプトをもとに、代々木アニメーション学院、NTT西日本のそれぞれの強力を得て行ったというもの。将来的にはこのオンライン授業のノウハウを活かし、eスポーツのオンライン学習専門のカリキュラムを設置し、東京、大阪、名古屋の拠点以外の生徒にもeスポーツコースを受講できるようにする。ブロードメディアは今後も在校生の学びの幅を広げ、卒業後の夢の実現をサポートできる体制を強化する考え。

座席間のゆとりも配慮した梅田eスポーツ第2 キャンパス