ALE、データサービス事業加速化に向け、仏トゥールーズに活動拠点を設立(19.12.26)

(株)ALE(東京・港区、岡島礼奈社長/CEO、以下ALE)は、データサービス事業を加速させるためにヨーロッパ地域での活動を拡大する。
「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」をミッションに掲げるALEは、宇宙エンターテインメント事業及びデータサービス事業を通じて、人類の持続的な発展に貢献することを目指している。エンターテインメントとして人工流れ星などを提供すると同時にデータを取得し、そのデータを主に気候変動の研究に活用することで、まずは地球環境の持続的発展に貢献していく計画。
2019年12月1日に、ALEはトゥールーズメトロポールが支援する「コックピット」というビジネス促進プログラムからサポートを受け、ヨーロッパの宇宙産業の中心地であるトゥールーズ(フランス南部の都市)にある「B612」イノベーションセンターに活動拠点を設けた。これによりALEは、ヨーロッパ最高レベルの科学とビジネスのコミュニティを活用しデータサービス事業を加速させるとともに、持続可能な地球環境を守るために、異常気象を予測して気象予測モデルを改善する。
同日、SatconseilのCEOであるEric Luvisutto氏がALEのデータサービス事業のビジネスアドバイザーに就任。今後Luvisutto氏と共に、気候変動や異常気象により人類が直面する課題に適切に対処するためのデータサービス事業の事業開発を、B612で行う予定。

■ALE 代表取締役社長/CEO 岡島礼奈コメント
ヨーロッパの宇宙産業の中心地であるトゥールーズに拠点を設け、世界におけるALEのプレゼンスを高めていけることを嬉しく思っています。トゥールーズ周辺の地域には、宇宙利用や大気科学に関連する世界的な大手企業、代理店、大学が集まっています。フランス貿易投資庁(ビジネスフランス)やトゥールーズを含むオクシタニー地方の関係者の皆様は、複数の著名な専門家とALEとの面会を実現させてくださいました。B612イノベーションセンターの「コックピット」プログラムは、データビジネス事業を促進するための最適なサポートをしてくれます。
さらに、Luvisutto氏をALEのデータビジネス事業のアドバイザーとして迎えることができ喜んでおります。Luvisutto氏はデータビジネス事業に関するキープレーヤーとの強力なコネクションと、国際レベルの素晴らしい知見を持つ方です。フランス拠点の設立とLuvisutto氏のアドバイザー就任は、間違いなく私たちの成長を促すものと確信しています。

■Satconseil CEO Eric Luvisuttoコメント
ビジネスの成長をサポートするアドバイザーとしてALEに選ばれ、非常に光栄です。岡島氏のプロジェクトは非常にエキサイティングであるとともに、人工流れ星で夢を実現すると同時に、収集されたデータを通じて気候現象のさらなる解明に貢献します。 この有望な会社の事業に対し、私の知見を提供していきたいと思っております。 また、ALEのデータサービス事業と、持続可能な地球環境への革新的ソリューションの発展に意欲的に貢献したいと考えています。

左:B612イノベーションセンター(外観) 右:Eric Luvisutto氏