スカパーJSATグループ、四半期決算を発表、前年同期比で増収増益(24.8.7)
(株)スカパーJSATホールディングス(東京・港区、米倉英一社長)が、2025年3月期第1四半期の決算を発表した。
連結営業収益は304億9,000万円で、前年同期比1.6%増の増収、連結経常利益は同2.5%増の74億5,800万円となり、増収増益となった。通期計画の経常利益262億円に対する進捗率は28.5%だった。
セグメント別の業績では、宇宙事業の領域で4K放送終了に伴う減収により減益だったが、スペースインテリジェンス事業(衛星画像の販売)による収入が増えたことによって、3億円の増収となった。一方メディア事業では、視聴料・業務手数料・基本料収入の減少などで6億円の減収となったが、4K放送終了やオペレーションの効率化の費用減により増益は確保した。
なお、2025年3月期の連結業績予想の修正はなし。