スターキャット、海外映画作品の自社配給の1作目『ぼくの家族と祖国の戦争』を公開(24.8.7)
スターキャット(株)(愛知・名古屋市、松下寿昭社長)は、2023年より始めた海外映画作品の自社配給の第1作目となる映画『ぼくの家族と祖国の戦争』(英題『BEFORE IT ENDS』)を、8月16日(金)より全国公開する。
同作品は、2014年に第86回アカデミー賞短編実写映画賞を受賞したアンダース・ウォルター監督の最新作。24年のデンマークのアカデミー賞(ロバート賞)の5部門にノミネートされ、今年度のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭国際コンペティション部門にも選出されている。ドイツ人難民の受け入れを強いられた第二次世界大戦末期のデンマークで、極限状態に置かれながらも信念を貫こうとする家族の姿を、少年の純粋な目を通して描いたヒューマンドラマだ。
ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国公開。
「ぼくの家族と祖国の戦争」概要
【イントロダクション】
1945年4月、デンマークの市民大学。学長ヤコブが、現地のドイツ軍司令官から思いがけない命令を下される。ドイツから押し寄せてくる大勢の難民を学校に受け入れろというのだ。想定をはるかに超えた500人以上の難民を体育館に収容したヤコブは、すぐさま重大な問題に直面する。それは多くの子供を含む難民が飢えに苦しみ、感染症の蔓延によって次々と命を落としていくという、あまりにも残酷な現実。難民の苦境を見かねたヤコブと妻のリスは救いの手を差しのべるが、それは同胞たちから裏切り者の烙印を押されかねない振る舞いだった。そして12歳の息子もドイツ難民の女の子と交流を持ちつつあったが、彼女は感染症にかかってしまう。友達を救うべきか、祖国に従うべきか、家族は決断を迫られる。
【キャスト】
- ピルー・アスベック(ヤコブ役)(『ゴースト・イン・ザ・シェル』『LUCY ルーシー』)
- ラッセ・ピーター・ラーセン(セアン役)(本作にて長編映画デビュー)
- カトリーヌ・グライス=ローゼンタール(リス役)(『幸せな男、ペア』)
- モルテン・ヒー・アンデルセン(ビルク役)(TVシリーズ『Deliver Us』)
- ペーター・クルト(ハインリヒ役)(『ヘビー級の心』『Next Door』)
【スタッフ】
監督・脚本:アンダース・ウォルター(『バーバラと心の巨人』)
【配給】
スターキャット株式会社
【予告編】