アルダージ、IPTV&ケーブルテレビの4K・8K放送標準規格の特許募集開始(17.4.3)

パテントプールライセンスを管理するアルダージ(株)(東京・千代田区、中村嘉秀社長)は、4月3日、IPTVおよびケーブルテレビの4K・8K放送の標準規格に関する必須特許の募集を行うことを発表した。
アルダージは、(株)JVCケンウッド、シャープ(株)、ソニー(株)、(株)東芝、パナソニック(株)、日立マクセル(株)、三菱電機(株)が出資。関連特許を一括して許諾するパテントプール方式で、特許権利者と事業者双方の利便性を追及する事業を展開。これまでデジタル放送の標準規格に関する600件を超す必須特許を許諾している。
14年8月からは、衛星放送による4K・8K放送の標準規格に関する必須特許の募集を開始し、現在ライセンス準備を進めている。
今回、IPTVおよびケーブルテレビにも4K・8K放送のライセンス範囲を拡大し、4K・8K放送の普及促進に貢献する。