シャープ、「情報漏洩対策アプライアンス」を5月下旬より法人向けに発売(23.4.6)

シャープ(株)(大阪・堺市、呉 柏勲 社長CEO)は、不正な情報持ち出しや人為的ミスによる情報漏洩を抑止するソリューション「情報漏洩対策アプライアンス」を5月下旬より法人向けに発売する。


本ソリューションは、企業が導入するパソコンのメールの送受信やWebアクセス、ファイルのコピー・削除、プリントアウトなどの操作ログを収集する一方、USBメモリや外付けハードディスクドライブなど、未承認の外部記録メディアの利用を制限。未承認の外部記録メディアが接続された場合は、警告を表示の上、ログとして記録する。加えて、設定した件数以上の宛先に対するメール送信を行う際は、送信前に確認を促すメッセージを表示させることが可能。従業員による不正な情報持ち出しやメール誤送信などの人為的ミスによる情報漏洩を抑止するほか、万が一、情報漏洩が発生した際のすばやい原因特定にも効果を発揮する。

また、本ソリューションは、中小規模事業者の情報漏洩対策に特化した、(株)インターコム(東京・千代田区、須藤美奈子社長)のソフトウェア「MaLion for SHARP」を採用。Dynabook(株)のデスクトップパソコン<dynaDesk DT200/IoT>にプリインストールして提供する。ソフトウェアとハードウェアをパッケージにして、初期設定した上で設置するので、専任のIT管理者のいない中小企業やSOHOなどの小規模オフィスにおいても迅速かつ容易に導入することが可能。

さらに、当社が提供するUTM(Unified Threat Management・統合脅威管理)やセキュリティスイッチなど、各種ソリューションと組み合わせて導入することで、外部からのサイバー攻撃対策に加え、内部的な要因による情報漏洩への対策も可能となり、より強固なセキュリティ体制を構築できる。

製品名:情報漏洩対策アプライアンス
価格:オープン
提供開始時期:2023年5月下旬

■ 主な特長
1.パソコンでのメールの送受信やWebアクセス、ファイルのコピー・削除、プリントアウトなどの操作ログを収集
2.未承認の外部記録メディアの利用を制限。未承認の外部記録メディアが接続されると警告を表示し、ログを記録
3.インターコム社の情報漏洩対策ソフトウェア「MaLion for SHARP」をDynabook社製デスクトップパソコンにプリインストールし、パッケージで提供