スペースシャワーTV、伝説的ヴィジュアル系専門誌『Vicious』を大特集(23.3.14)
スペースシャワーTV ((株)スペースシャワーネットワーク、東京・港区、林吉人社長)は、90年代末をピークに発行部数が減少し、休刊となってしまった雑誌にスポットライトを当てた特別番組を企画。「time capsule(タイムカプセル)」と題し、1993~2001年発行のV系専門誌『Vicious』を特集する。
音楽、ファッション、グラフィック……様々なカルチャーを網羅し、多くの人々の情報源となっていた「雑誌」たち。しかし、90年代末をピークに発行部数は減少傾向になり、多くが休刊へと追い込まれた。
発売日を心待ちにしていた雑誌には、誌面を飾る憧れの存在と、同じカルチャーを愛する読者たちの濃密なコミュニティが確かに存在していた。スペースシャワーTVはそんな時代の空気を閉じ込めた、まるでタイムカプセルのような「休刊誌」をそっと掘り起こし、ちょっとだけ開けてみる特別企画「time capsule」をオンエアする。
第一回目は、1993年~2001年に発行された月刊誌『Vicious』を取り上げる。同誌は当時、音楽シーンを席巻していたヴィジュアル系バンドをいち早く取り上げ、熱狂的な読者を生み出した。業界関係者や、現在も活躍するアーティストたちからも、深い思い入れを持って語られる伝説的な雑誌だ。
番組では『Vicious』の編集長を務めた井口吾郎氏へのインタビューを軸に、誌面に込められた“こだわり”を探る。92年結成/98年発売のシングル「ロマンス」がスマッシュヒットとなったPENICILLINからは、千聖が登場。表紙を何度も飾り、表紙以外でも度々Viciousに登場していたPENICILLINは、「Viciousと共に飛躍したアーティストでもある。インタビューでは千聖と共に誌面を眺め、当時のPENICILLINを取り巻くシーンと貴重な撮影秘話を披露する。また当時の熱狂的な読者たちによる『バンギャ座談会』も開催。お気に入りのアーティストが表紙を飾る号が登場すると狂喜乱舞。お気に入りの号や所有のグッズを並べながら“バンギャ”達の生態やそのカルチャーに迫り、雑誌に込められた、あの頃の熱気の正体を探る。
SPACE SHOWER TV 番組情報
『time capsule ~Vicious 1993-2001~』
初回放送:3/20(月) 22:30~23:00
<出演>
千聖(PENICILLIN)
井口吾郎(元Vicious編集長/シンコーミュージック)
熱狂的Vicious読者(バンギャ)の皆さん
番組公式:https://www.spaceshowertv.com/sp/program/special/2303_timecapsule.html