東京ケーブルネットワーク、避難所をバーチャル化、訓練シミュレーションに活用(25.1.23)

東京ケーブルネットワーク(株)(東京・文京区、大坪龍太社長、以下TCN)は、町会・自治会と連携した地域課題解決DXサービスを立ち上げ、文京区の根津地域にて避難所のバーチャル化を実施した。

「避難所設営の訓練が頻繁にできないため、防災訓練のたびに忘れてしまう」「紙のマニュアルでは限度がある」といった地域の声に応え、文京区および根津弥生七ケ超連合協力のもと、避難所となる根津小学校の体育館を中心とした一部分を避難所設営訓練に合わせて3Dスキャンし、TCNがかねてより展開する立体マップ作成サービス「360度ビューイング」を用い、VR立体マップを作成。
加えて、訓練の様子を動画で撮影し、立体マップ内に「タグ」として入れ込むことで、手順を動画で確認できるようにした。避難所設営時の状態を360度ビューイングで3D化しておくことで、タブレット等の画面を操作するだけで、実際の現場の画像を辿りながら避難所開設までのイメージを3Dで確認することができる。

<360°ビューイングサイト> https://tcn360vr.com/index.html