スカパーJSAT、CCJと多チャンネルサービス提供に向けた協議に合意(23.10.25)

スカパーJSAT(株)(東京・港区、米倉英一社長)は、(株)CCJ(三重・四日市市、塩冶憲司社長)と、CCJグループのケーブルテレビ事業会社におけるパススルー方式での多チャンネルサービス提供に向けて協議を行うことで合意。来春のサービス開始を視野に、準備を開始した。

CCJグループの各社*は、スカパーJSATがケーブルテレビ事業者に対してBS/CS経由で放送波を配信し、視聴制御機能を提供する「ケーブルテレビ事業者様向け多チャンネル連携サービス」を活用する。これにより、従来のセットトップボックス(STB)方式の多チャンネルサービスに加え、市販のテレビ・レコーダーのみで視聴が可能な「パススルー方式」でのサービスを提供できるようになる。今回の協議の合意は、ケーブルテレビ統括運営会社(MSO:Multiple System Operator)では初。

サービスの仕組み

*CCJグループのケーブルテレビ事業会社
(株)シー・ティー・ワイ(三重・四日市市、渡部一貴社長)
(株)エヌ・シィ・ティ(新潟・長岡市、今泉道雄社長)
(株)ケーブルネット鈴鹿(三重・鈴鹿市、家田孝社長)