キヤノン、16年連続でレンズ交換式デジタルカメラの世界シェアNo.1を達成(19.3.27)

キヤノン(株)(東京・大田区、御手洗 冨士夫会長CEO)は、レンズ交換式デジタルカメラ(デジタル一眼レフカメラおよびミラーレスカメラ)の世界市場において、2003年から2018年まで16年連続で台数シェアNo.1(※1)を達成した。※1キヤノン調べ。
キヤノンのレンズ交換式カメラEOSシリーズは、「快速・快適・高画質」を基本コンセプトとして、キーデバイスであるCMOSセンサー、映像エンジン、および交換レンズを独自に開発してきたイメージングシステム。プロから高い信頼を得ている高性能なフラッグシップモデルから、簡単な操作で高画質な撮影を楽しむことができるエントリーモデルまで幅広い製品ラインアップをそろえることで、ユーザーの多様なニーズに応え続けている。
2003年、黎明期におけるデジタル一眼レフカメラとして、画期的な小型・軽量と低価格を実現したエントリーモデル「EOS Kiss Digital」を発売し、市場拡大のきっかけを作り、圧倒的世界シェアNo.1を獲得した。その後もプロ向けのEOS-1Dシリーズや、一眼レフカメラによる動画撮影を普及させたEOS 5Dシリーズなどの時代を切り拓く製品を提案してきた。
2018年は、初心者でも本格的な撮影を手軽に楽しめるミラーレスカメラ「EOS Kiss M」やデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X90」を3月に発売し、ラインアップのさらなる充実を図ることで、2018年において世界シェアNo.1を達成した。
また2018年10月には、撮影領域のさらなる拡大と新しい映像表現の可能性を追求し、レンズを核とする新システム「EOS Rシステム」のフルサイズミラーレスカメラ「EOS R」を発売。さらに本年3月にはフルサイズセンサーによる高画質を小型・軽量なボディーで実現したミラーレスカメラ「EOS RP」を発売し、開発中のRFレンズを含め、「EOS Rシステム」の拡充を図っている。
キヤノンは、これからも光学技術を中心に映像技術に磨きをかけ、EOSシステムをさらに強化・拡充することで、新たな映像領域を切り拓き、写真・映像文化のさらなる発展に貢献していく方針。

デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X90」