日本ケーブルテレビ連盟、セットトップボックス(STB)に関する一部報道についてコメント(25.10.24)

(一社)日本ケーブルテレビ連盟(東京・中央区、塩冶憲司会長)は10月24日、一部報道機関で「証券口座への不正アクセスに、STB(セットトップボックス)が踏み台として利用された可能性がある」との報道がなされたことについて、「当連盟に加盟するケーブルテレビ事業者およびSTB製造メーカーに確認したところ、報道にあるような不正アクセス事象は現時点で確認されておりません」とコメントを発表した。

同連盟は現状と対応状況について、「ケーブルテレビ各社が提供するSTBは、製造メーカーによるセキュリティ対策のもとで運用されており、定期的なソフトウェア更新や脆弱性確認を通じ、安全性の確保に努めています。 また、当連盟では、加盟事業者およびメーカーと連携し、今回の報道内容に関連する技術的事実関係を改めて確認した結果、問題となる不正通信や被害は発生していないことを確認しております」と言明。今後の対応について、「当連盟は、今後も引き続き関係機関およびメーカーと連携し、STBの安全性確保と情報セキュリティ対策の徹底を進めてまいります。 また、正確な情報の共有と周知に努め、ケーブルテレビ事業に対する信頼維持を図ってまいります」と述べた。