衛星劇場、<シネマ歌舞伎>『京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』を7/17テレビ初放送(23.6.28)
CS 放送「衛星劇場」(松竹ブロードキャスティング(株)、東京・中央区、井田 寛社長)は、2018 年に公開された<シネマ歌舞伎> 『京鹿子娘五人道成寺 二人椀久』を、7月17日(月)にテレビ初放送する。
『京鹿子娘五人道成寺』 は、坂東玉三郎 中村勘九郎 中村七之助 中村梅枝 中村児太郎 他が出演。美しい衣裳を纏った花子が華やかに踊る、まさに絢爛な舞台。『二人椀久』は坂東玉三郎、中村勘九郎による、情感豊かで幻想的な舞踊作品。
さらに、坂東玉三郎が出演した<シネマ歌舞伎>『日高川入相花王』、『二人藤娘/日本振袖始』も放送する。
<シネマ歌舞伎>『京鹿子娘五人道成寺 二人椀久』
「衛星劇場」で7月17日(月)午後4:00~6:15 テレビ初放送
●『京鹿子娘五人道成寺』
出演:坂東玉三郎 中村勘九郎 中村七之助 中村梅枝 中村児太郎 他
「京鹿子娘道成寺」を、五人で踊り分けるこれまでにない特別な演出が見どころ。
美しい衣裳を纏った花子が時には代わる代わる、時には五人一緒に、花笠や鞨鼓(かっこ)、手踊りなどで華やかに踊り次ぐ、まさに絢爛な舞台。
桜の花が咲く紀州の道成寺。鐘供養のために訪れた白拍子の花子が艶やかな踊りを披露するうちに、みるみる形相が変わり、ついには蛇体となって姿を現す。実は、花子は叶わぬ恋の恨みから僧安珍を焼き殺した清姫の亡霊だった。
玉三郎ら出演者が、「道成寺」にかける思いを語るインタビュー、普段見ることのできない舞台裏の様子を捉えた特別映像も本編に盛り込んだ内容。(上演:2016年12月・歌舞伎座/公開:2018年 1月)
●『二人椀久』
出演:坂東玉三郎 中村勘九郎
玉三郎、勘九郎による、情感豊かで幻想的な舞踊。
傾城松山太夫への恋しさのあまり気が狂ってしまった椀屋久兵衛は、まどろむうちに恋焦がれていた松山に再会。
二人は連れ舞をし、しばしの逢瀬を楽しんだのも束の間松山が姿を消してしまい、久兵衛はすべて幻だったと気づく。(上演:2016年12月・歌舞伎座/公開:2018年1月)