JDS、IP-VODサービスのスマホ・タブレット向けアプリを大幅リニューアル(23.2.15)
日本デジタル配信株式会社(東京・渋谷区、高秀憲明社長、以下JDS)が運営するIP-VODサービス「みるプラス」のスマートフォン・タブレット向けアプリが、2022年12月に大幅リニューアルを行なった。
【リニューアル目的】
JDSがIP-VODサービス「みるプラス」を開始して約8年を経た現在、ケーブルテレビ業界全体でもVODサービスを取り入れる動きが進んできた。
そして、昨今増加しているケースが、ケーブルインターネットにVODを併せた商品の投入であり、「みるプラス」でもこうした市場環境の変化に対応すべく、従来のSTBサービス軸に加え、インターネット軸での展開への対応の必要性も高まってきていた。
そこで、ケーブルテレビ事業者が競合他社に対抗し得るクオリティを持ち、かつ“自社のVODサービス”として従来のSTB軸のみならず、インターネット軸でも加入者に推奨する商品に進化させるべく、モバイルアプリのリニューアルを行うことが決定した。
【リニューアル概要】
今回のモバイルアプリリニューアルでは、特に以下のポイントを重視してUI(ユーザーインターフェース)の大幅な改修を行い、操作性はもちろん「コミュニティチャンネル」「話題作の単品レンタル」「見逃しアニメ特集!」など各特集の情報をより見やすく改善した。
■コミュニティチャンネル機能の大幅改善:今回のリニューアルの目玉
JDSではケーブルテレビ事業者が発信するコミュニティチャンネルは、地域の情報や魅力を伝える大変貴重なオンリーワンサービスと認識している。それと同時に、みるプラスはコミュニティチャンネルがハリウッド等のメジャーコンテンツとシームレスにザッピング視聴が出来る、世界でも唯一の動画配信プラットフォームでもあることから、その強みを最大限に訴求する事を念頭に置いてアプリの検討・開発を行なった。その結果として
・モバイルアプリ内上部の「コミュニティチャンネル」タブの常設
・ホーム画面下部の中央にも「コミch」ボタンを配置
を行い、各入口からコミュニティチャンネルにダイレクトにアクセス出来るようにした。
これにより、ユーザーは存分にケーブルテレビ事業者が制作された優れたコミュニティチャンネルを楽しめるようになった。
また、コミュニティチャンネル番組はダウンロードが可能。事前にアプリインストール済のデバイスにダウンロードすれば、国内、海外問わずいつでも通信料を気にせず見逃し番組が視聴できる。地域の運動会、祭事、スポーツ大会などユーザーにとってより深く関わりがあるイベントを、親族、友人が集まる大勢の場で視聴することも可能で、子どもの成長を共有するツールとしても活用できる。
■ダウンロード機能(1/31より全ジャンルのコンテンツに対応)
1月31日より先行対応済のコミュニティチャンネルに加え、洋画、ドラマ、アニメ等の多彩なジャンルのコンテンツもダウンロードが可能になり(※)、ますますみるプラスがユーザーにとって身近なサービスとして利用できるようになった。
※権利上ダウンロードに非対応のコンテンツあり。
■操作性の向上
・他の有料動画サービスアプリに慣れているユーザーでも違和感なく直感的に操作が可能。
■利用シーン毎の利便性向上
・従来の横持ちに加え縦持ち視聴が可能
・シリーズコンテンツは次話再生が可能
・画質や再生速度も変更可能
■作品検索を容易に
・TOP画面での掲載作品数が大幅に増加
・洋画、邦画、アニメ等ジャンルからの検索やフリーワードでの検索も可能
「みるプラス」は昨今の動画視聴スタイルの多様化にお応えすべく、この度アプリの大規模リニューアルを実施した。今後もより多くの利用者が一層楽しめるサービスへの進化を目指す。