WOWOW、「連続ドラマW フェンス」が、放送人グランプリ2024でグランプリ 優秀賞受賞(24.5.8)
(株)WOWOW(東京・港区、山本均社長)が制作し、放送・配信した『連続ドラマW フェンス』が、「放送人グランプリ2024」でグランプリ 優秀賞を受賞した。同社の番組が放送人グランプリで受賞するのは初。
野木亜紀子オリジナル脚本の同作は、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に性的暴行事件の真相を追う、エンターテインメント・クライムサスペンス。沖縄とアメリカ、沖縄と本土、人種、ジェンダーそれぞれの間に立つ“フェンス”を乗り越えて、人々が分かり合う姿を描く社会派ドラマとなっている点が評価された。
「放送人グランプリ」は、毎年度の放送番組から、(一社)放送人の会(東京・千代田区、今野勉会長)の会員が推薦した番組や優れた放送人を顕彰する”放送人の、放送人による、放送人のための賞”で、2002年に創設され今年で23回目となる。贈賞式は、5月25日(土)に行われる予定。なお、同団体主催の優れたドラマクリエイターを表彰する「大山勝美賞」は、『連続ドラマW フェンス』で監督を務めた松本佳奈氏が受賞している。
『連続ドラマW フェンス』(全5話)概要
初回放送
2023年3月19日(日)[WOWOWプライム]
WOWOWオンデマンド
配信中 https://wod.wowow.co.jp/program/176591
番組内容
<ストーリー>
雑誌ライターのキーこと小松綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本エリアナ)を取材するために沖縄へ向かう。桜の供述には不審な点があり、事件の背景を探る必要があったのだ。米軍基地の門前町・通称コザを訪ね、桜の経営するカフェバーMOAIへ行き、観光客を装って接近。桜の祖母・大嶺ヨシ(吉田妙子)が沖縄戦体験者で平和運動に参加していることや、父親が米軍人であることを聞く。
一方でキーは、都内のキャバクラで働いていたころの客だった沖縄県警の警察官・伊佐兼史(青木崇高)に会い、米軍犯罪捜査の厳しい現実を知る。やがて、沖縄の複雑な事情が絡み合った”ある真相”にたどり着く。キーが見つけた事件の真相とは?!
<スタッフ・キャスト>
脚本:野木亜紀子
監督:松本佳奈
音楽プロデューサー:岩崎太整
音楽:邦子 HARIKUYAMAKU 諸見里修 Leofeel
主題歌:Awich『TSUBASA feat. Yomi Jah』(UNIVERSAL J)
プロデューサー:高江洲義貴 北野拓
製作:WOWOW NHKエンタープライズ
出演:松岡茉優 宮本エリアナ/青木崇高 與那城奨(JO1) 比嘉奈菜子 佐久本宝 ド・ランクザン望 松田るか ニッキー/新垣結衣(特別出演)/Reina ダンテ・カーヴァー 志ぃさー 吉田妙子 光石研 ほか