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ケーブルテレビと私—昭和・平成・令和三代回顧録— NEW


『私の人生を顧みたとき、「時間、労力を二番目に多く費やしたのがケーブルテレビではないか」と思っている。一番目でないだけに、感情的にならずに醒めて対応できたのがケーブルテレビであり、結果として「我が人生において最も誇れるものとなった」と感じている。そこで、ケーブルテレビに軸を置いた回顧録とすることとした―—本文“「はじめに」のはじめに”より』
とあるように、本書は単なる一個人の回顧録ではなく、長年にわたってケーブルテレビに関わってきた著者の目を通して、時代の流れの中で変化を遂げてきたケーブルテレビの歴史と進化が綴られている。まさに業界関係者必読の書である。

2021年7月27日発行/吉崎正弘著/左右 127mm×天地188mm(四六判)/価格1,980円(税込)/ISBN 978-4901867-81-8


吉崎 正弘[ヨシザキ マサヒロ]
(一社)日本ケーブルテレビ連盟 前・理事長(2020年6月退任)
昭和28年3月17日 富山県生まれ
昭和54年3月東京大学法学部私法コース卒業
昭和54年4月 郵政省入省
以降、科学技術庁長官官房総務課法令係長、福井県三国郵便局長、東北郵政局人事部管理課長を経て平成10年6月 放送行政局有線放送課長、平成13年7月 総務省情報通信政策局情報通信政策課長、平成24年9月 情報流通行政局長、平成25年6月 総務省総務審議官(国際担当)、平成26年7月 退官。同年11月(株)野村総合研究所顧問、平成28年6月退任後、同月(一社)日本ケーブルテレビ連盟理事長に就任、令和2年6月退任。

メディア融合時代到来! 【コンテンツ至上主義】視聴者が「選ぶ」メディアは?


多チャンネル放送研究所は2008年10月の設立以来、多チャンネル放送の在り方を探るべく、さまざまな調査および研究を行なってきた。そして2015年度には、「多チャンネル放送実態調査」と「有料動画配信サービスの利用実態調査」を実施し、同調査結果をまとめた。本書は、多チャンネル放送研究所の協力により、両調査結果をもとに、多チャンネルおよび周辺ビジネスの現状と今後について考察した。 急速に台頭してきた有料動画配信サービス(OTT)の利用実態や、その潜在的ニーズ等を明らかにするとともに、多チャンネル放送に与える影響、多チャンネル放送とOTTとの関係等を分析。メディア融合時代の多チャンネル放送の今と未来を読み解く。

2016年12月25日発行/多チャンネル放送研究所+音好宏 上智大学教授編著/左右 148mm×天地210mm(A5判)
/本体価格2,200円/ISBN 978-4901867-65-8

「宇宙(そら)の衛星(ホシ)」に魅せられて~30 年の回顧録~


1984年夏、当時商社マンだった筆者がサウジアラビアで初めて衛星「アラブサット」に出会い、以降「住友商事・コムサット・ジョイント・オペレーション・センター」「サテライトジャパン」「日本サテライトシステムズ(現在のスカパーJSAT)」と、日本の衛星ビジネスの立ち上げに奔走。衛星に魅せられた筆者が、30年にわたる衛星ビジネスとの関わりとその歩みを綴る。

2015年10月27日発行/神谷直亮著/左右 128mm×天地182mm(B6判)
/本体価格1,667円/ISBN 978-4901867-63-4


神谷 直亮[カミヤ・ナオアキラ]
衛星システム総研 代表/日本衛星ビジネス協会 理事/アジアパシフィック衛星通信協会 前副会長 1938年新潟県村上市生まれ。1962年一橋大学経済学部卒業後、住友商事(株)に入社。住友商事本社、米州住友商事サンフランシスコ支店、同シカゴ支店、同ニューヨーク本社、住友商事アルホバル事務所にて勤務。1985年同社鉄鋼貿易本部から新設されて間もないメディア事業本部に転籍。1991年(株)サテライトジャパンに出向。1993年(株)サテライトジャパンと日本通信衛星(株)の合併に伴い、(株)日本サテライトシステムズ(JSAT)に出向。1999年JSATを退職後、アルカディア・アソシエイツ社のエグゼクティブ・コンサルタントに就任。 2001年~現在 衛星システム総研 代表。 2005年~現在 日本衛星ビジネス協会理事 2006年~2014年 アジアパシフィック衛星通信協会副会長 著書・論文:「衛星通信革命~テレビが変わる、世界が変わる」「米コムサット社の軌跡」「打ち上げロケット最前線」「アメリカの軍事衛星システム」ほか多数。 英文レポート:「Japanese Satellite Industries, Trends and Issues」、「Switching Channels, Japan Tunes into Digital」「Satellite-delivered Broadband Services in Japan」。

デジタルショック2009~201X年生き残るテレビ局はどこか


地上波のアナログ停波によって、テレビはどう変わるのか。2011年、完全デジタル化時代を迎える時、テレビ業界はどう変化するのか。4つの大きなテーマに沿って、放送事業者が抱える現状と今後を読み解く。

2009年6月15日発行/天地 諒著/左右 148mm×天地210mm(A5判)
/定価1,800円/ISBN 978-4901867320


天地 諒[アマチ・リョウ]
プロダクションで民放やNHKのテレビ番組の制作に携わり、その後、業界紙記者などを経て現在フリーのメディアジャーナリスト。月刊B-magaにて「地上デジタル放送・成功の条件」を連載中。

ケーブルテレビ-未来の記憶 改訂版


アナログ放送終了、デジタル化、ワンセグなどの移動体の拡大・・・激動・激変しているメディアの中で、ケーブル事業の展望は?--2005年5月発行から3年、改訂版として発刊!

2008年4月1日発行/佐野 匡男著/左右 128mm×天地182mm(B6判)
/定価1,500円/ISBN 978-4901867276


佐野 匡男[サノ・マサオ]
関西大学総合情報学部教授(2009年3月退官)
ケーブルテレビ、コミュニティー放送(FM)など、地域メディアを中心に、地上放送、衛星放送、電気通信役務利用放送などの各産業やコンテンツの動向、放送と通信の融合、放送のデジタル化の影響などを中心に研究している。

ケーブルテレビおもしろ読本 改訂版


ケーブルテレビにまつわる様々な“おもしろ話”を、あらゆる角度から捉えてまとめた、ためになる必携の単行本

2003年7月18日発行/古川 元著/左右 128mm×天地182mm(B6判)
/定価1,500円/ISBN 978-4901867047


古川 元[フルカワ・ハジメ](1940年~2007年)
パイオニア(株)入社後、特許業務、ケーブルテレビ事業に従事。1993年杉並ケーブルテレビ(株)に出向。2000年(株)スーパーネットワークユー(現(株)ジェイコム千葉)代表取締役社長に就任。2002年山口特許事務所技術顧問。東京スピーカーズクラブ、東京ライターズバンク、太陽光発電所ネットワーク会員。愛称「ゲンさん」。