SAPCE COTAN、サントリーなどが道内に自販機設置で商業宇宙港「HOSPO」を支援(22.11.24)
サントリービバレッジソリューション(株)(東京・新宿区、及川 剛社長)と、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート(以下、HOSPO)」を運営する北海道大樹町(酒森正人 町長)、SAPCE COTAN(株)(北海道・大樹町、小田切義憲 社長兼CEO)は2022年8月から、道内でHOSPO支援自動販売機の設置を進め、設置先の企業に代わり、売上金の一部をHOSPOプロジェクト資金として大樹町に寄附する取り組みを行なっている。
特別デザインでラッピングした支援自販機が日々の暮らしの中で気軽に宇宙開発を応援
人々にとって身近な自販機を通じて、北海道における航空宇宙産業集積および宇宙版シリコンバレー形成を支援し、北海道の経済発展や地域活性化を後押しする。
支援自販機は特別仕様のデザインでラッピングしており、HOSPOプロジェクトへの賛同を得た企業に設置。ロケット発射場建設や宇宙のまちづくりなどの資金として、ドリンク売上の一部を設置先企業に代わり大樹町に寄附している。支援自販機は2022年10月現在、道内で8台を設置しており、22年中に20台、23年には120台を目標として設置予定。
【HOSPO支援自販機設置企業・団体】※2022年10月現在
エム・エス・ケー農業機械株式会社、旭イノベックス株式会社、北海道電力株式会社、北海道電力ネットワーク株式会社、サツドラホールディングス株式会社、大樹町役場
【代表者コメント】
「北海道に宇宙版シリコンバレーをつくる」の実現にむけて、サントリービバレッジソリューションとして参画させて頂ける事を大変嬉しく思っております。「自販機」という身近なものを通じて様々な方々が北海道の未来に向けて参加できる取り組みだと思っており、HOSPOサポーターのみならず賛同頂ける企業様と共にご支援出来ればと考えております。
今後、HOSPOの更なる発展と飛躍を目指し、ともに取り組んでいきたいと思っております。
当町が進めている、北海道スペースポートの拡充整備には、まだまだ多くの応援・支援が必要な状況です。そのような中、HOSPO支援自動販売機という形で、我々の取り組みを後押ししていただくこととなった、サントリービバレッジソリューション株式会社様に、厚くお礼申し上げます。
HOSPOをモチーフとしたオリジナルラッピング自動販売機、そして同社のブランド力により、HOSPOを多くの皆様に知っていただければと思っております。
生活に身近な自動販売機をきっかけにHOSPOを知っていただき、そして応援者となっていただけるよう、私たちは、これからも宇宙のまちづくりを進めてまいります。
生活に身近な自販機を通じて、多くの方々に北海道での宇宙版シリコンバレー形成を支援いただける体制が整備されることとなり、サントリービバレッジソリューション株式会社様に心より感謝申し上げます。
HOSPOのロケット発射場や滑走路は、趣旨に賛同いただく企業や個人の寄附金等により整備しており、引き続き道民の皆様の幅広いご理解、ご支援が必要です。今回の協力は、売上の一部を寄附いただくことだけでなく、自販機でHOSPOを広く周知できるという点でも非常に心強い取り組みです。
サントリービバレッジソリューション株式会社様のサポートのもと、航空宇宙産業による北海道の発展の取り組みをさらに推進していきます。