SCSKとセガが開催、「首里城復興AR謎解きラリー」に学生もコンテンツ開発で参加(22.10.24)
SCSK(株)(東京・江東区、當麻隆昭社長、以下、SCSK)とゲーミフィケーション(※)事業を展開する(株)セガ エックスディー(東京・新宿区、谷 英高 社長CEO、以下、セガXD)は、令和首里城復興イベント「木曳式」開催期間(2022年10月29日(土)~11月3日(木))中に、首里城公園で行われる首里城復興祭にて、学びとエンターテイメントを融合した「首里城復興AR謎解きラリー」を開催する。コンテンツの開発には、興南中学校・高等学校アクト部(以下 興南アクト部)の学生も携わる、産官学連携の取り組みとなる。
※ゲームを本来の目的としないサービス等にゲーム要素を応用することで、利用者の意欲の向上やロイヤリティーの強化を図ること
1.謎解きラリーの概要
首里城復興AR謎解きラリーは、首里城公園内の指定のスポットを巡り、スマートフォンを通してキャラクターと一緒に謎を解く体験型ゲーム。謎解きの内容は子どもやゲーム初心者でも安心してチャレンジできる難易度で、数カ所の指定スポットで謎解きに成功すると、手乗りARキャラクターや、首里城公園内のレストランやオンラインショップで利用できるクーポン券が獲得できる。また、指定スポットの解説や豆知識もキャラクターと一緒に触れることで、首里城の歴史や首里城復興について楽しく学びながら、首里城公園を周遊できる。
※画面は開発中のものであり実際とは異なる
2.謎解きラリー実施の目的
【歴史を伝える】~首里城や首里城復興を楽しく学ぶ~
首里城復興AR謎解きラリーのメインキャラクターに、世界的にも高い人気と知名度があるソニック・ザ・ヘッジホッグ(以下、ソニック)シリーズのキャラクターを採用することで、首里城について楽しく学びながら、より身近に感じてもらうきっかけにつながると考えての取り組み。
■ 「ソニック」シリーズとは
セガの世界的な人気ゲームキャラクターである、音速のハリネズミ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」。1991年に発売されたゲームソフト『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』で誕生して以来、様々なゲーム機向けにシリーズ作品が発売され、シリーズ累計本数は15.1億本を超えている(※ダウンロード含む)。
◆ソニック公式Twitterアカウント:https://twitter.com/SonicOfficialJP
◆ポータルサイト「ソニックチャンネル」:https://sonic.sega.jp/SonicChannel/
実際のゲームでは、首里城や琉球王国の歴史にとって重要な場所をラリーの指定スポットに設定し、各スポットに関係するワードを解答に採用している。
ゲーミフィケーションの手法を用いて、来園者に「楽しく学べるので、次のスポットも巡りたい」という情緒的な気持ちを醸成することで、首里城復興段階の魅力向上や、訪れてほしいスポットへの誘導、周遊促進など、 沖縄県とSCSKが締結した「首里城復興におけるDX推進に関する連携協定」 で定義する課題の解決につなげる。
【次世代へつなぐ】~将来を担う次世代に伝えてもらう~
興南アクト部が首里城ガイドを通じて培った知見やアイデアを元に、興南アクト部が指定ポイントの選定、謎解きの解答ワードや解説文の考案を全て担当した。
首里城復興、そして復興後も文化や遺産を守り、伝えていくには次世代の力が不可欠となる。
首里城復興AR謎解きラリーをきっかけに、今後も興南アクト部をはじめ、将来を担う次世代が参加できるさまざまな取り組みを検討していく。