中京テレビ、「メタバース会社説明会」を実施、アバターが質疑応答(22.10.12)

中京テレビ放送(株)(愛知・名古屋市、丸山公夫社長)は、10月8日(土)メタバース空間を用いた会社説明会(以下メタバース会社説明会)を実施した。

◆イベント概要
【イベント名】中京テレビメタバース会社説明会
【日時】2022年10月8日(土) 第1部:11:00~13:00 第2部:14:00~16:00
【参加者】中京テレビに就職希望する学生200名(抽選)
【プラットフォーム】XR CLOUD (エックスアールクラウド)
【内容】
・お仕事座談会
・アバターによる質疑応答

中京テレビ社員(アナウンサー、制作部、報道部、営業推進部、人事部)がアバターとして参加し、参加者はより突っ込んだ質問、悩みなどを直接質問することができる。

◆中京テレビが考えるメタバース会社説明会のポイント
1.先輩社員とのメタバース上での質疑応答を行うことでより近い距離でのコミュニケーションを行うことが可能
2.オンラインでは1対1になりがちな質疑応答が1対多のコミュニケーションで可能
3.お互いの顔や名前を知らない状態で質問に対する心理的ハードルが下がり、より聞きたい内容の質問が可能

■参加者の声

「今までのイベントでは、Zoomのブレイクアウトルームに分かれて質疑応答が多かったのですが、メタバースを用いて今回のようなオープンなブースで実施することで、それぞれの質疑応答場所に行き来が容易になったと感じました」
「制作部門の社員の方のブースに参加させていただき、就職活動のことや普段のお仕事の様子などを学ぶことができました。オンラインとはいえ、自分の分身と社員の皆さんが画面上では同じ空間にいるという不思議な感覚と共に対面に近い感覚の中、深いお話を聞けたことが非常に嬉しく大きな収穫となりました」
「通常の説明会よりも、リラックスして参加できました。他社のメタバース会社説明会で、エリアが複雑で迷子になってしまい、お話を聞くことができなかったという悔しい経験をしたのですが、この説明会はエリアがシンプルで分かりやすかったです」

アバターを介することでリアルに聞きにくい質問をしやすいことが伺える意見や、事前にはわからなかった会社の情報や雰囲気など、近い距離で伝わったという感想が寄せられた。

また、『メタバース会社説明会満足度を教えてください』というアンケートの設問に対して、参加した生徒のうち95%が満足(とても満足を含む)と回答するなど、全体として前向きな感想が多く見られた。

今回実施した「メタバース会社説明会」は、メタバースの空間を利用することで遠隔地であっても身近に感じることのできるコミュニケーションを図れるとともに、アバターを使用することで、これまでは直接聞きにくい内容の質問についてもやり取りができるという心理的ハードルを下げるといった効果が見られた。リアルイベントよりも聞きたい情報を能動的に聞くことができるといった利点があったとアンケートにも回答があった。

中京テレビは、今後もメタバースに関連する最新技術を活用して幅広いイベントを実施する予定。

中京テレビ放送ビジネス開発グループHP  https://www.ctv.co.jp/swing/
中京テレビ放送ビジネス開発グループnote https://note.com/ctv_business

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