JVCケンウッド・公共産業システム、「国際物流総合展2022」に出品(22.9.6)
JVCケンウッドグループの(株)JVCケンウッド・公共産業システム(神奈川・横浜市、上原輝久代表取締役)は、9月13日(火)より16日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2022 Logis-Tech Tokyo 2022」に出品することを発表した(東京ビッグサイト 東7ホール 7-205)。
本ブースでは、ロジスティクス施設における“安全と省力化”の実現に向け、スマート化・高度化するセキュリティニーズに応えるため、当社独自の画像解析・映像監視などの技術を融合させた「車両ナンバー認証システム」、「フォークリフト安全運転管理システム」や、ネットワークカメラを活用した統合監視システムなど、各種セキュリティソリューションを提案する。
<主な展示内容>
1. 受付や警備の業務省力化を実現する「車両ナンバー認証システム」
カメラ映像から車両ナンバーを認証し、施設への車両の入退場チェックと履歴管理を自動化することで、受付や警備の業務省力化を実現する。あらかじめ車両ナンバーを登録した車両の来場を自動的に報知する、また入場台数や滞留台数をリアルタイムで把握することが可能で、倉庫や物流拠点などのマネジメントにも活用できる。また、物流施設への入庫を予約するトラック予約受付サービス「MOVO Berth」(ムーボ・バース)との連携による、待機車両の解消や庫内作業の効率化を提案する(参考出品)。
2. フォークリフト運行の危険を検知・見える化する「フォークリフト安全運転検知システム」
カメレオンコード®を利用したカメラ映像の画像解析による動態・停止検出で、フォークリフトが所定の位置で一時停止を行ったかを検知。営業所およびフォークリフトごとに「違反なし」「一時停止違反」をサーバーで一元管理。本部管理者はレポートを確認し、是正の安全指導を行うことができる。
3. 適正人数・安全作業を可視化する「骨格検知による安全管理システム」(技術展示)
カメラ映像の画像解析により人物の骨格を検知することで、人数や身体の向きをリアルタイムで正確に把握できる。作業場エリアが密にならないよう人数を常時カウントする、また入場時の共連れや立入禁止区域への侵入を検出し、必要に応じてアラートを発報することができる。
4. カメラ映像や検温データを一元管理できる「クラウド型映像セキュリティシステム」(参考出品)
クラウドを活用した映像記録および画像解析が可能な映像セキュリティシステムを参考出品。本システムは、施設内のカメラ映像をクラウド上に記録し、Webクライアントやスマートデバイスで映像再生が可能。また、検温器、カメラ、エッジAIと顔認証機能を連携することで、複数のカメラ映像から対象人物を検索するシステムを提案する。
5. 施設内の安全管理に効果的な「セキュリティカメラ統合監視システム」
ネットワークカメラ、ビデオレコーダー、統合監視ソフトウェアを連携した監視カメラシステムにより、物流施設の外周、車両出入口、バース※、駐車場に設置したカメラ映像を統合監視。24時間、高画質映像による監視・記録を実現し、施設の安全をサポートする。また、JVCブランドより、高効率なH.265圧縮方式を採用した旋回・ズーム機能付きの高画質ネットワークカメラを参考出品する。
※トラックを駐車して荷物の積み下ろしをするスペース
6. その他の展示
・「アルコール検知器」:運転前にドライバーのアルコール濃度の測定が可能
・「低濃度オゾン発生器」:営業車両の車内空気環境を改善する除菌消臭装置
<「国際物流総合展2022 Logis-Tech Tokyo 2022」 概要 >
会期: 2022年9月13日(火)~16日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)東1~8ホール(東京都江東区有明3-11-1)
主催:一般社団法人 日本産業機械工業会、一般社団法人 日本産業車両協会、一般社団法人 日本パレット協会、一般社団法人 日本運搬車両機器協会、一般社団法人 日本物流システム機器協会、公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会、一般社団法人 日本能率協会
「国際物流総合展2022 Logis-Tech Tokyo 2022」公式サイト
https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ltt/index.html