音声プラットフォーム「Voicy」、27.3億円を調達。声で、明るい未来へ変えていく。(22.7.13)
音声プラットフォーム「Voicy」を運営する(株)Voicy(東京・渋谷区、緒方憲太郎 代表取締役CEO)は、第三者割当増資による総額27.3億円の資金調達を実施した。既存投資家に加え、新規で海外投資家や国内投資家、ユーザーであるVoicyのパーソナリティなど個人投資家を引受先としている。今回の調達により、累計調達額は36億円となった。
・Voicyの目指す未来
Voicyは、目先の利益にとらわれることなく、未来のために価値を創造する企業であり続けたいと考えている。そのため、ユーザーの体験と収益化のバランスを常に検討し続けながら事業に取り組んでいく。また、その価値の源泉となるのは発信者であるパーソナリティの声であり、これからも“パーソナリティファースト”を掲げていく。
今回調達した資金は、まずはパーソナリティがより快適に、安心して発信ができる環境づくりに充てる。その一環として、パーソナリティが提案するプレイリストなどをはじめとした放送の検索性や発見性を高める機能や、パーソナリティの収益やコミュニティ形成を支援する機能など、プロダクト開発・拡充を実行していく。また、それらに必要な採用・組織開発の強化を推進する。
・今回の資金調達について
下記の投資家を引受先としている。
既存投資家
グローバル・ブレイン株式会社
電通ベンチャーズ2号ファンド
千葉道場ファンド
西野亮廣
田端信太郎
新規投資家
株式会社SKIYAKI
阪大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合
株式会社PR TIMES
株式会社まぐまぐ
みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合
伊藤羊一
中島聡
ほか、海外投資家1社、個人投資家14名
投資家からの声
グローバル・ブレイン パートナー 深山 和彦氏(兼 Voicy社外取締役)
前回出資させていただいてから、早いもので3年半ほどが経ちました。出資後、しばらくは音声市場が黎明期ということもあり新しい価値を生み出す苦しみにもがいた時期もありましたが、その後、緒方さんをはじめとしたチームの頑張りでVoicyは大きく成長しました。エンジニアを含めた組織作りが進み、熱い想いをもった素晴らしいチームができたと思います。スピード感を持った機能開発、サービス提供ができるようになり、プラットフォームの進化が加速しています。欧米や中国に遅れたものの日本の音声市場もいよいよ成長ステージにある中で、パーソナリティが稼げる仕組みも進化し、Voicyが掲げる「音声×テクノロジーで社会に新しい価値を生み出し人々の生活をより豊かにする」というビジョンに向けて着実に進んでいます。このような取り組みをご評価いただき、Voicyの未来を信じる新たな仲間(株主)を迎えることができました。 グローバル・ブレインもVoicyの未来を信じて追加出資いたしました。新たな仲間と共に今後もVoicyの挑戦を全力で支援してまいります。
Voicy代表・緒方氏による声のメッセージ