東京都足立区、「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定(22.5.23)

東京都足立区(近藤やよい区長)は、2022年5月20日、国(内閣府)からSDGs達成に向けた優れた取組みを提案した自治体に認められる「SDGs未来都市」に選定された。同時に、特に先導的な取組みとして毎年度10都市のみ選定される「自治体SDGsモデル事業」にも選定。2022年度に、東京都内でダブル選定を受けた都市は足立区のみ。

「SDGs未来都市」等の選定及び選定証授与式 左:近藤やよい足立区長 右:野田聖子内閣府特命担当大臣

岸田文雄総理からは、「SDGs未来都市に選定された皆様の創意工夫にあふれた取り組みに心より敬意を表すると共に、多様な地域の特性を活かした成功事例が国内外に広く共有され、SDGsの達成と地方創生の実現に向けた大きな力となることを期待し、今回選定された自治体の全ての関係者の皆さまに心よりお祝い申し上げます」とのコメントが寄せられた。

足立区は、SDGs17のゴールのうち【目標1:あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる】にチャレンジする提案を行なった。


足立区が選定された「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」

○「やりたくてもできない」から「やりたい!」に。
足立区は、「逆境をまちの力で乗りこえる」をテーマに「SDGs未来都市」に立候補した。

「やりたくてもできない」から「やりたい!」に

企画書に書いたこのメッセージは、子どもたちが夢をあきらめなくてもいいまちをつくるために、地域の大人たちの力を最大限に借りる決意をあらわしている。

○足立区の提案内容:都市型モデルを提案
足立区は【多様なステークホルダーと挑む「貧困の連鎖」の解消に向けた都市型モデルの構築】を提案している。

≪提案の趣旨≫
・2030年のあるべき姿を「誰もが一歩踏み出せるレジリエンスの高いまち ~ボトルネック的課題を解消し、その先の挑戦へ~」と題し、区の根底課題である「貧困の連鎖解消と区のマイナスイメージの払拭」を進める施策を展開していく。
・モデル事業は、エリアデザインにより大きく変わる転機を迎えている綾瀬で展開していく。「まちの力」を引き出しながら東口駅前広場の活用や西口高架下の改善等を進め、区のマイナスイメージ払拭や子どものロールモデルになる人材を生み出していく。

【モデル事業は綾瀬エリアで展開】
≪具体的な取組例≫

■アヤセ未来会議
住民等がまちで“やりたい”ことの実現に向けて話し合い、実践する場を創出する。

■高架下 No Border LAB
老朽化し空店舗が多い綾瀬駅西口の高架下を、シェアストアやシェアキッチン、ワークショップなど、多様な人々が活躍できる賑わい創出拠点として再生する。

現在の綾瀬駅西口の高架下。老朽化と空き店舗の増加により、人通りが少なく、汚い。

■つながるマルシェ
駅前広場と東綾瀬公園の一体的整備に合わせて、地域に賑わいと交流を生み出すマルシェを開催する。