秋田県にかほ市、大学生インターンコミュニティ「メディアラボ」第二期スタート(22.5.12)

秋田県にかほ市(市川雄次市長)は、同市の大学生インターンコミュニティ「メディアラボ」を昨年度に引き続き、本年度も5月より第二期としてスタートする。同時に、地方創生や地域の情報発信に興味を持つ大学生参加メンバー(インターンシップ生)を新たに募集する。「子ども・子育てに寄り添うまち」を目指す同市の魅力を、大学生の視点から同世代である「未来の子育て世代」にPR、シティプロモーション活動を通じてメディア・パブリックリレーションについて学ぶ実践的なインターンシップとなる。

<地域で受け継がれる伝統や想いを、未来へ育てる>
にかほ市では「子ども・子育てに寄り添うまち」の施策を市内外に広くPRし、本市の潜在的な魅力をアピール、さらに移住・定住希望者の拡充を図るシティプロモーションを実施している。「メディアラボ」はこのプロモーションの一環として、若者が地域の情報発信について学ぶとともに、同市の中で受け継がれている想いや伝統・眠っている価値を発掘し、未来の子育て世代・後世へと繋いでいくことを目的に発足した。現在、地方創生や都市・地域を繋ぐコミュニティづくりに関心を持つ東京・秋田の大学生メンバーが、広報研修・事前調査、にかほ市で活躍する人々へのインタビュー、現地フィールドワークなどのインプット(学び)から、プレスリリースやSNSでの発信、イベントの開催などのアウトプット(発信)まで、メディアを通じた地域の魅力発信、交流・関係人口の創出について実践的に学んでいる。

▼インターンシップ参加メンバーによる「note」発信
https://note.com/medialab_nikaho/

「メディアラボ」第二期 活動内容
本年度は市やPRについて学ぶ基礎研修を実施後、複数プロジェクトに分かれて活動を展開する予定。大きくは下記3つのプロジェクトを用意しており、メンバーには希望するプロジェクトに参加し、具体的な内容を企画してもらう。

●「ものづくり・商工魅力発信」プロジェクト
ものづくりのまち・にかほ市。地元企業と連携し、魅力発信(インターン、職場見学など)プログラム作成・モニター等、外への発信と共に、地域の子どもたちにも地元企業の魅力を伝えるプロジェクト。

●「食で繋げるにかほ」プロジェクト
農業(にかほ名産のいちじく・稲作)・水産業(岩牡蠣・ハタハタ・鱈)など、豊かな食のPRを地元の農家・漁師さんたちと連携し発信するプロジェクト。

●「ジオ」プロジェクト

世界ユネスコジオパーク認定(3年後)に向けて始動する鳥海山・飛島ジオパークと共に地域を学び、世界に発信するプロジェクト。SDGsを地域に根付かせるための取り組みも。

上記のほか、青春18きっぷでにかほへ旅する「にかほ青春仲間づくりプロジェクト」など、派生プロジェクトを企画・参加することも可能。


【メディアラボ メンバー募集要項】
・活動内容:秋田県にかほ市のシティプロモーション
(広報研修、調査、イベントの企画・開催、インタビュー、フィールドワーク(合宿)、プレスリリース・SNSなどの情報発信など)
・活動期間:2022年5月〜2023年3月末予定
・一部の活動には報酬・交通費付与
・稼働目安:1時間~3時間/週 ※プロジェクトにより異なります

<応募方法>
以下フォームの項目に回答。選考通過者にはオンラインでの面接を予定。
https://forms.gle/8pLMhPuYrb6DeZ9X6

【以下、参考資料】
■2021年度(第一期)メディアラボの活動
第一期となる昨年度は、10月末に東京在住のメンバー4名・にかほ市出身のメンバー1名が同市でのフィールドワークに参加。現地で得た経験・繋がりを活かし、学びのアウトプットとして11月、2月にオンラインイベントを企画運営した。

日本海と鳥海山に抱かれたまち・にかほ市
にかほ市は秋田県南西部に位置し、南に鳥海山、西に日本海を臨む、山と海に抱かれた風光明媚なまち。鳥海山の山すそが海岸近くまで延び、海岸部の平野部に人口が集中している。気候は、秋田県内では春の訪れが最も早い温暖な地域として知られ、降雪量が最も少ない地域。

【にかほ市ホームページ】
https://www.city.nikaho.akita.jp