エリクソン・ジャパン、女性活躍を推進する社内コミュニティ「Ericsdotter」を始動(22.4.25)

エリクソン・ジャパン(株)(東京・港区、野崎哲社長/ルカ オルシニ社長)は、女性従業員が互いにつながり、共有し、発展していくためのフォーラム「Ericsdotter(エリクスドッター)」を始動したことを発表した。Ericsdotterを通じて、エリクソン・ジャパンではさらに女性従業員が働きやすく働きがいのある組織づくりを目指していく。

2020年時点でのエリクソンのグローバル全体での男女比率は男性75%、女性25%。エリクソン・ジャパンでも2025年までに女性従業員比率25%にする目標を掲げて、多様な職種で女性が活躍できるように様々な取り組みを実施してきた。この度、始動するEricsdotterは女性が働きやすい環境づくりをさらに強力に推進するイニシアティブとなる。

Ericsdotterはエリクソン社内の女性ネットワークで、1993年にエリクソンが本社を置くストックホルムで設立された。設立者はカリン・ステファンソン(Karin Stephanson、旧姓Ahlström)と女性エンジニアのグループで、後に同社CEOとなるカート・ヘルストレーム(Kurt Hellström)が最初のスポンサーを務めた。エリクソン(Ericsson)は同社創業者の名前であり「エリック(Eric)の息子」を意味する。Ericsdotterは「エリックの娘」を指し、同社の女性ネットワークの名称として命名された。

現在、本コミュニティにはグローバル全体で1,500人以上のメンバーが参画する。スウェーデンのストックホルムやリンコーピング、カールスクローナ、ルンド、ヨーテボリのほか、スペイン(マドリッド)、インド(バンガロール)などでネットワークが立ち上がった。


Ericsdotterのビジョンとミッション
ビジョン:エリクソン社内に、現在そして未来の女性のためのビジネスと個人のネットワークを形成し、女性同士が体験を共有・交換できる場を作ること
ミッション:個人または仕事上な成長を目的として、メンバーの興味や関心、議論、考えを生み出す活動を創出すること

エリクソン・ジャパンのEricsdotterは、女性のエンパワーメントやリーダーシップ、文化的認識、部門を超えた多様なチームワーク、将来のテクノロジーやビジネスの動向、健康などに重点を置いていく。具体的な活動として、社内外のイベントやランチセミナー、パネルディスカッションの開催を予定している。

また日本のEricsdotterは、スウェーデン本社のEricsdotterとも連携し様々な取り組みやイベントを実施していく。

参画している女性従業員の声
・女性が会社の中でどのようにキャリアを築けるか、ロールモデルを身近に感じることができて、モチベーションが高まります。
・部門を超えて色々な方の意見や考えを聞くことができます。将来のキャリアを考えるきっかけになっています。
・日々の通常業務で中長期的に物事を考えることができていませんでしたが、同じような境遇の方々と話せてとても共感することが多いとい感じました。今後も意見を出し合いながら、働きやすい環境を自分たちで作っていきたいと考えています。

エリクソン・ジャパンの代表取締役社長 ルカ・オルシニおよび野崎哲は次のように述べている。
「この度、Ericsdotterが立ち上がることを大変嬉しく感じています。エリクソン・ジャパンでは2025年までに女性従業員比率を25%にする目標を掲げています。グローバルで1500人以上が参加しているネットワークを活用しながら、当社の女性従業員がさらに働きやすく活躍できる環境を作っていけることを楽しみにしています。当社では、性別や年齢、国籍を問わず様々なバックグラウンドを持つ人材が働いており、多様性に富み包括的なチームがパフォーマンスとイノベーションを推進し、より大きなビジネス価値を生み出すと信じています」

エリクソン・ジャパンの女性活躍の取り組みは、以下のブログでも参照可能。
[D&I] エリクソン・ジャパンが取り組む女性の活躍支援について
https://www.ericsson.com/ja/blog/2/2022/1
[D&I] 国際女性デーにエリクソン・ジャパンが考える女性のキャリア形成や働き方デザイン
https://www.ericsson.com/ja/blog/2/2022/ericsson-japan-iwd-2022

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