伊藤忠ケーブルシステム、KDDIケーブルプラス電話の動作検証済み同軸モデムを販売開始(21.7.28)
伊藤忠ケーブルシステム(株)(東京・品川区、中谷晃治社長)は、以前より多くの事業者より要望のあった同軸モデムHCNAでのKDDIのケーブルプラス電話サービスの利用について、SendTek Corporation(台湾、Felix Jeng CEO、以下「SENDTEK」)提供の同軸モデム(HCNA) C9モデルにてケーブルプラス電話の動作が評価検証済みとなったため、販売を開始する。
同軸モデムHCNAは10年以上継続して出荷し、現在も多くの事業者が利用している。数年前から、多くの事業者より同軸モデムHCNAを使用してケーブルプラス電話サービスを提供したいとの要望を受けていたことから、HCNA C9モデルでのケーブルプラス電話の動作について評価試験を終えた。
同軸モデムHCNA C9モデルは、従来モデルから継承した機能として、親機にアクセスすることで親機子機の設定管理するWebUIを搭載。WebUIから通信設定が可能で、事業者の運用に合わせた通信制御が可能となっている。
さらに、事業者で使用する顧客管理システムとの連携制御できるシステムを今後展開する予定。これにより顧客管理システムにて行う親機子機の通信設定が、WebUIを使用することなく親機子機へ反映できるものとなる。
同軸モデムHCNA C9モデルを使用することで、既設の同軸配線を利用し短時間、ローコストで安定した通信環境を整備することが可能となる。
■伊藤忠ケーブルシステムについて
1986 年に伊藤忠商事のケーブルテレビ関連の子会社として設立され、今年創立35 周年を迎える。2016 年10月に子会社であった旧報映産業と経営統合したことにより、放送・通信に音響分野も加えた高度なノウハウと豊富な実績を持つマルチベンダーSIer として、ケーブルテレビ業界にとどまらず、CS/BS放送、地上波局、映画業界、ポストプロダクション、通信会社、IP放送、企業内映像配信などにビジネスを拡大している。
URL: https://www.itochu-cable.co.jp/
■SendTek Corporation について
1999年に設立されたSendTek Corporationは、オペレーター、サービスプロバイダー、およびシステムインテグレーターに、信頼性が高くユーザーフレンドリーなネットワーキングソリューションを提供する。これにより、顧客を活用して、ブロードバンド市場で急成長する需要に効率的にバリューサービスを展開できる。
URL: http://www.sendtek.com/index.html