シャープ、「ホテル京阪 京都駅南」にコミュニケーションロボット「ロボホン」6体を納入(21.4.27)

「ホテル京阪 京都駅南」(設置イメージ)

シャープ(株)(大阪・堺市、野村勝明社長兼COO)は、(株)ホテル京阪(大阪・大阪市、工藤俊也社長)が運営する「ホテル京阪 京都駅南」に、コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」6体、およびタブレット4台を納入することを発表した。

本ホテルでは、ロボホンと一緒に宿泊できる1日1組限定プランの販売を開始。部屋に入ってロボホンに話しかけると、客室の説明をするほか、ウェルカムダンスで宿泊客を歓迎する。ロボホンオーナーは、持参した自身のロボホンとホテルのロボホンを連携させることも可能。2体が京都にまつわる特別な会話(※)をしたり、ホテルのロボホンがオリジナルダンスを披露したりする。また、自身のロボホンにオリジナルダンスを覚えさせ、帰宅後に旅の思い出として楽しむこともできる。

フロントデスクには、ロボホン2体が案内係として常設される。宿泊客がロボホンに接続されたタブレット端末で、ホテルの施設に関する情報やチェックアウト時刻、食事の内容など確認したい項目を選ぶと、ロボホンが音声で説明。日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応しているので、外国人旅行者にも安心だ。夜間などフロントデスクにスタッフが不在の際には、タブレットを通じて、事務所にいるスタッフと会話することも可能。加えて、インフォメーションカウンターには、ロボホンを3体設置。3体が連動して歌やダンスのパフォーマンスを披露し、来館客を楽しませる。京都府内の観光地情報や行き方などを、3体のロボホンが掛け合いで教えてくれる。

京都府内のホテルへのロボホンの納入は、H.I.S.ホテルホールディングス(株)が運営する「変なホテル京都 八条口駅前」に続き2カ所目。同社は今後も、コミュニケーションロボットの活用を通じて、地域に根差した観光スタイルや新しい接客ソリューションの提案に取り組む。

※ロボホン専用アプリ「ロボ会話」を使用。「ロボ会話」は、ロボホン同士で挨拶を交わしたり、一緒に歌ったりするアプリ。

■ロボホン公式サイト:https://robohon.com/
「ロボホン」「Robohon」はシャープ株式会社の登録商標。