VIPO、日本コンテンツの著作権情報を集約するデータベースプロジェクトを発表(17.3.3)
特定非営利活動法人映像産業振興機構(東京・中央区、松谷孝征理事長)は、日本コンテンツの著作権の権利関連情報を集約したデータベースプロジェクト「Japan Content Catalog」(以下JACC)を3月6日に発表する。
同プロジェクトは、平成27年度経済産業省補正予算による「地域発コンテンツ海外流通基盤整備事業」の著作権の権利関係情報集約化事業として実施するもの。映画、テレビ番組、アニメ、キャラクター、音楽、ゲームなどの各コンテンツジャンルで構築したデータベースを、一括検索システム「JACCサーチ」(事業者:角川アスキー総合研究所)で繋げ、コンテンツの基本情報や権利者窓口情報等の著作権関連情報を横断的に検索することが可能となる。一括検索システムおよびデータベースは日本語と英語に対応する。
「JACCサーチ」の対象となるデータベースは、「日本映画データベース」(事業者:ユニジャパン)、「FOYER TV for JACC」(事業者:IMAGICA)、「Anime Chara DB」(事業者:日本動画協会)、「Sync Music Japan」(融合研究所)、「FOYER GAME for JACC」(事業者:IMAGICA)の5つ。2017年3月末時点の収載コンテンツ総数は1万件以上(日本語・英語)で、今後も継続的に追加される。各データベースおよび一括検索システムは、構築を担当した事業者が独自に運営していく。