NTTドコモとDAZN、「DAZN for docomo」を提供(17.2.8)

(株)NTTドコモ(東京・千代田区、吉澤和弘社長)は2月15日より、スポーツライブストリーミングサービス「DAZN」を提供するPerform Groupと協力し、新サービス「DAZN for docomo」を提供開始する。
同サービスは、NTTドコモのユーザーを対象に、月額980円でDAZNのサービスを提供するもの。通常DAZNは月額1,750円でサービスを提供しており、割安で利用することができる。また「DAZN for docomo」と映像配信サービス「dTV」のセット割引も実施。両サービス利用者は合計額から200円の割引が行われる。アプリはDAZNが提供しているものと共通だが、「DAZN for docomo」ユーザーはドコモのID「dアカウント」を利用する必要がある。NTTドコモのユーザーでなくてもdアカウント所持者ならば「DAZN for docomo」を利用できるが、その場合の利用料は月額1,750円となる。支払方法はクレジットカード決済のほか、キャリア決済も利用できる。
ビジネスモデルは980円の料金をNTTドコモとDAZNでシェアする形。2月8日には記者会見が行われ、登壇した吉澤和弘・NTTドコモ社長は「早急に100万契約を達成したい」と、直近の目標に向けて意気込みを話していた。またDAZN CEOのジェームズ・ラシュトン氏は「日本の視聴時間は平均6.7時間と、グローバルの5.7時間より長い。この3カ月は毎月300%ずつ視聴者数が伸びている」と、日本でのサービスの好調さを強調していた。
このほか会見では、村井満・Jリーグチェアマンや、嶋岡健治・日本バレーボールリーグ機構会長、元Jリーガーで日本サッカー協会理事の北澤豪氏、バレーボールVリーグの選手男女4人が登壇してのトークセッションも行われた。

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