アストロデザイン、8Kライブストリーミング実証実験に参加(21.1.15)
アストロデザイン(株)(東京・大田区、鈴木茂昭社長)は、2020年12月9日(水)にポーランドとドイツ、日本、アメリカ、ブラジルを結んで行われた8Kライブストリーミングの実証実験に参加したことを発表した。
本実験はSpin Digital(ドイツ)が主催し、NHKテクノロジーズ(日本)が共催、Poznan Networking and Supercomputing Center(ポーランド、以下PSNC)、Intel(アメリカ)、TV Globo(ブラジル)、Sony(日本/イギリス)、アストロデザイン(日本)、Zixi(アメリカ)の各社が協力して行われた。
PSNCの8Kスタジオにて制作された8KライブプログラムをSpin DigitalのHEVCエンコーダでリアルタイム圧縮、IP経由でライブ伝送され、世界各地において8Kで再生。一般インターネット回線を使用した8K60p映像の伝送を、ポーランド日本間の遅延時間約2秒1982msというリアルタイムに会話が成立するレベルの低遅延で実現した。これにより、8K映像を活用したインタラクティブな体験や本人が目の前にいるようなコミュニケーション等の可能性がさらに拡がると考えられる。
アストロデザイン使用機材
・HDMI2.1 コンバータボックス SD-7076
ドイツ・ベルリンにてデコードされた12G-SDI 信号をHDMIに変換、Sony製ZG9に接続。
・Tamazone Player HP 7524
東京にて8K映像をデコードし再生、Sharp製8Kテレビに接続。
実証実験詳細
https://spin-digital.com/announcements/global-8k-live-2020/
<アストロデザイン株式会社>
超高精細映像技術、リアルタイム高速デジタル信号処理技術をベースに、8Kをはじめとする高度な技術を要する分野において、さまざまなハードウェア/ソフトウェア製品を展開。放送業界やディスプレイ業界など映像業界全般において、オンリーワンの製品を提供し続ける。