AXNミステリー「金田一耕助大特集」、高倉健主演版など蔵出し作品から石坂浩二、古谷一行主演の定番作品まで(20.10.20)

「AXNミステリー」((株)ミステリチャンネル、東京・港区、滝山正夫社長)は、11月、「金田一耕助大特集 2020」を放送する。11月は金田一耕助の最初の事件「本陣殺人事件」が発生した重要な月。毎年恒例で実施している金田一耕助特集の今年のテーマは、「時代と共に変化してきた金田一像」。終戦直後から高度経済成長期に誕生した“モダン金田一”と、現在の定番である“袴姿の金田一”、70年代前半に誕生した異色作“金田一が登場しない犬神家の一族”まで、計11作品を放送する。
1947年の終戦直後に公開された「三本指の男/片岡千恵蔵」は、記念すべき金田一耕助初映像化作品。GHQ占領下の日本で誕生した金田一は、モダンでスマートなスーツ姿。非の打ち所がない“完全無欠のヒーロー”とも言えるキャラクター像だった。その後、1956年に誕生した「吸血蛾/池部良」では、都会的な雰囲気を漂わせる金田一が、ファッションモデルの連続殺人事件に挑む。
1961年公開の「悪魔の手毬唄/高倉健」は、当時まだ若手俳優だった高倉健が、サングラス姿でオープンカーを乗り回す、男前な金田一を演じている。1970年には、原作「犬神家の一族」の舞台を現代に置き換え、金田一耕助が登場しない異色のTVドラマ「蒼いけものたち」が放送された。原作の佐清にあたるキャラクター清文は報道カメラマンで、カンボジアの内戦によって顔にやけどを負ったという設定になるなど、様々なアレンジが加えられている。その後、1970年代後半に登場した、石坂浩二主演の金田一耕助シリーズの大ヒットにより、ボサボサ頭で袴姿、ちょっと頼りなさそうな金田一耕助像が現代にいたるまでの定番となった。一部作品ではスカパー!無料放送も実施する。金田一を通じて戦後日本の映画史が感じられる特集だ。

AXNミステリー「金田一耕助大特集 2020」
11月23日(月・祝)朝6時スタート
※午前6時~10時45分はスカパー!無料放送を実施。対象作品:「金田一耕助シリーズ/古谷一行」 3作品 午前6時~「悪魔の手毬唄」 午前7時35分~「八つ墓村」 午前9時10分~「獄門島」

AXNミステリー https://mystery.co.jp

「悪魔の手毬唄/高倉健」©東映

「金田一耕助シリーズ 獄門島/古谷一行」©東阪企画 TBS