スカパーJSAT、4月1日付けで社長交代。新社長は米倉英一氏、現社長の髙田氏は会長に(19.2.7)
(株)スカパーJSATホールディングス(東京・港区、高田真治社長)は2月7日、代表取締役の異動に関する記者会見を行なった。
(株)スカパーJSATホールディングスは4月1日付けで、現副社長の米倉英一氏が代表取締役社長に、現社長の髙田真治氏が代表取締役会長に就任。100%子会社のスカパーJSAT(株)も米倉英一氏が代表取締役 執行役員社長に、髙田真治氏が代表取締役 執行役員会長に就任することが決定した。
米倉英一氏は1957年9月26日東京生まれ。1981年3月慶応義塾大学卒、同年4月伊藤忠商事(株)入社。2011年同社常務執行役員、伊藤忠インターナショナル会社社長。2014年6月伊藤忠商事(株)代表取締役常務執行役員、2017年4月同社専務執行役員。2018年4月同社理事、同年6月(株)スカパーJSATホールディングス代表取締役副社長(現任)およびスカパーJSAT(株)代表取締役執行役員副社長に就任(現任)。
会見で、8年間社長を務めた髙田氏は「社長就任の年に東日本大震災が起こり、またデジタル技術の急激な進展など、事業環境的には厳しい中にあったが、なんとか安定的な利益、そして株主還元ができる会社になった。これからの10年を考えると、さらに大きな変化が起こることは間違いない。新たな領域にスピード感をもってチャンレジしていく必要がある。米倉新社長の持ち味を十二分に発揮していただき、米倉体制のもとで新たな成長のスタートを切りたいと思う」と挨拶。米倉氏は自身の経歴を紹介した上で、「競争激化、テレビ離れ、5GやAI等の技術革新と、さまざまな課題に取り組んでいかなくてはならない。髙田社長の見識、知恵、ノウハウを吸収させていただきながら、二人三脚でスカパーJSATグループをさらに一段上の収益力のある会社にしたいと思っている」と抱負を語った。