DAZN、18年事業説明会開催。100万突破以降も加入者順調。今年にはダウンロード機能開始へ(18.1.25)
スポーツ専門動画配信サービス「DAZN」(ダ・ゾーン)は、1月25日都内ホテルで「2018年の事業方針説明会」を開催した。会見には、ジェームズ・ラシュトンCEOが出席し、説明を行なった。
ラシュトンCEOは、昨年8月に100万ユーザーを突破し、今も同等のペースで加入者が増えていると好調をアピール。また、サービス開始当初は動画の読み込みの際に画面が停止するバッファ率が12%だったが、12月時点で0.2%まで改善されたことを説明。「これは動画配信サービスの平均的数値。我々は0%を目指したい」と今後の方針を述べた。
また、正式な時期は明かさなかったが、18年中に「ダウンロード機能」を追加することを発表。「サッカー欧州リーグ等は日本時間の夜中開催になるので、深夜寝ているうちにダウンロードし、移動中などの隙間時間で楽しめるようにしたい」と狙いを語った。なお、ダウンロード期間等は、権利の関係もあり、各スポーツジャンルや団体によって異なる模様。また、お気に入りスポーツについてのフォロー機能や、視聴履歴等によるレコメンド、パーソナライゼーション機能などもアップデートしていく方針だ。
また、Jリーグ中継における撮影カメラ台数を増やすことも発表されたほか、自転車競技ロードレースの配信スケジュールも発表された。
会見には、DAZNアンバサダーを務めるプロボクサーの村田諒太選手、Jリーグチェアマンの村井満氏も出席し、ラシュトンCEOと対談。DAZNではさまざまなジャンルスポーツの選手とアンバサダー契約を結び、PRする方針だ。