スカパー!、12月1日からスカパー!ハイブリッドキャスト開始。12月1日時点で9チャンネル対応(17.12.1)

スカパーJSAT(株)(東京・港区、高田真治社長)は、BS/110度CS放送サービス「スカパー!」で、12月1日からハイブリッドキャストを利用した「スカパー!ハイブリッド」を開始。サービス開始を記念し、記者会見を都内スタジオで開催した。
スカパー!ハイブリッドは、ハイブリッドキャストを利用した映像サービス。ハイブリッドキャスト対応テレビをネット接続し、リモコンdボタンを押して利用する。
同サービスにより、ハイブリッドキャスト上のEPGでは、BSと110度CS放送を切り替える必要なく全チャンネルの表示が可能になり、BSと110度CSのボタン切り替えなくシームレスにチャンネル移動が行えるようになる。また、当日および過去1週間と未来1週間の計15日分の番組情報を画像付きで表示される。さらに、ユーザーが視聴可能なチャンネルのみを表示するカスタマイズ機能も実現した。当然、視聴予約や録画予約も可能。
EPG上で番組を選択するだけでなく、過去に放送された番組をオンデマンド視聴することも可能なほか、関連番組やドラマなどの話数違いの番組も表示され、視聴できるようになるほか、オススメ番組機能を用いてリモコン操作だけで視聴契約ができるようになるほか、スマートフォン等でも連動して視聴可能と利便性が向上する。
12月1日時点でスカパー!ハイブリッド対応チャンネルは、釣りビジョン、BBCワールド、スカイ・A、スカサカ、GAORA、フジテレビONE/TWO/NEXT、キッズステーションの9チャンネル。
会見には、同社メディア事業部門プラットフォーム事業本部長の古谷金哉氏と事業部ネット配信推進部長の相良正樹氏が登壇。サービスの趣旨と特徴について解説。「親しみやすさに配慮したEPGをUIの中心に据え、機能のほとんどをここに集約。コンテンツとの出会い、録画可能、高画質の放送のよさと、いつでもどこでも視聴可能、手軽に契約できる等のネットのよいところを組み合わせ、見ることの深堀りが広がりを体験できる場を拡大していきたい」と語った。なお、124/128度CS放送の「スカパー!プレミアムサービス」「同光」でも18年度中に専用STBによりサービスを開始する計画であることも発表した。

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