ジャパンケーブルキャスト、JPNAP接続回線を活用しJC-HITS信号を伝送(17.11.21)
ジャパンケーブルキャスト(株)(東京・千代田区、大熊茂隆社長、以下JCC)は、インターネットマルチフィード(株)(本社:東京・千代田区、鈴木幸一社長、以下マルチフィード、)が提供するインターネットエクスチェンジサービス“JPNAP”への接続回線を活用し、多チャンネル映像配信サービス“JC-HITS”の映像信号の伝送を開始した。
このほど、JCCがJPNAP経由でJC-HITS信号を伝送できることにより、マルチフィードが提供するJPNAPを利用中のケーブルテレビ事業者は、JC-HITS信号アクセス回線の選択肢としてJPNAP経由での伝送が可能になる。
(株)秋田ケーブルテレビ(秋田・秋田市、松浦隆一社長、以下CNA、)は、このサービスを活用し、CNAが専用線で接続する“JPNAP”の余剰帯域に”JC-HITS”の副系の映像信号を伝送することで、回線帯域の有効活用を図り、冗長構成に関するコストダウンを実現した。
このように、ケーブルテレビ事業者は、JPNAPに接続している専用線の余剰帯域をJC-HITS信号と重畳する事で、コストダウンおよび有効利用できるメリットがある。
なお、JC-HITSは全国のケーブルテレビ事業者へ、主系および副系の冗長構成にて伝送をしており、主系信号は従来どおりJCC配信網からの伝送であり、副系信号をJPNAP経由で伝送することが可能。