ファーウェイとドコモ、5Gミリ波対応CPEを用いたデモを日本で初披露(17.11.10)

ファーウェイと(株)NTTドコモ(以下、ドコモ)は、東京・お台場の日本科学未来館で開催中の展示イベント「見えてきた、“ちょっと先”の未来」(11月9日~11日、主催:ドコモ、共催:日本科学未来館)において5Gミリ波対応ユーザー宅内機器(Customer Premises Equipment、CPE)を用いた共同デモを日本で初めて披露した。
両社は今回のデモで、5Gミリ波対応CPEを含むエンドツーエンドの5Gネットワーク上で複合現実によるビデオ通話を実現し、日本において商用展開可能な5Gミリ波対応CPEを初めて使用することに成功した。
今回の共同デモで使用された5Gコアネットワーク、5G基地局、5Gミリ波対応CPEを含むエンドツーエンドの5Gネットワークは、ファーウェイによって提供されている。来場者は「Microsoft HoloLens(マイクロソフト ホロレンズ)」を着用してエンドツーエンドの5Gネットワークに接続し、遠隔地にいる友人と複合現実によるビデオ通話を行い、明瞭な音声通話とフリーズすることのないスムーズなビデオ映像によるイマーシブな体験を楽しんだ。
今回デモで使用したCPEは、ファーウェイの最新のイノベーションの成果の1つであり、業界初となる5Gミリ波対応のCPE製品。通信事業者が屋内において固定ネットワークの速度をはるかに超える約2Gbps超を実現する5G固定無線アクセス(FWA)サービスを提供できるよう支援する。ファーウェイのCPEは、帯域の割当や伝送時の遅延において安定したパフォーマンスを発揮し、エンドツーエンドの5Gネットワーク経由での複合現実によるビデオ通話サービスにおいて優れたユーザー体験を提供。また、高密度な設計により5Gミリ波対応CPE製品として業界最小サイズを実現し、約3Lのインドアユニットは屋内での設置に最適なサイズとなっている。