サイバーエージェントとロボット、広告制作のソリューション開発で協力(17.10.10)

(株)サイバーエージェント(東京・渋谷区、藤田晋社長)は、(株)ロボット(東京・渋谷区、加太孝明社長、以下ROBOT)と、インターネット広告のクリエイティブ制作におけるソリューションを開発し提供を開始した。
ROBOTはこれまで、ナショナルクライアントのテレビコマーシャル制作に長らく携わってきたことに加え、劇場映画作品では数多くのヒット作品を制作。アニメーションにおいては、日本作品としてはじめてアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞するなど、そのクリエイティビティは国内外問わず高い評価を受けている。
このほど、両社はROBOTが保有する動画制作に関するナレッジと、サイバーの強みであるインターネット広告に関するプランニングおよび広告配信における運用ナレッジを掛け合わせ、動画広告を通じた企業ブランドの向上を図る新たなクリエイティブ制作ソリューションを共同開発し提供を開始する。提供開始するソリューションおいて、ROBOTは映像制作領域におけるクリエイターのアサイン業務・制作進行業務などを行い、サイバーは広告クリエイティブのプランニングから制作までを一貫して行う。
両社では同取り組みを通して、若手クリエイターの発掘を積極的に進め、広告制作への起用や制作費用の支給も含めた支援を行う。作品発表の機会の少ないクリエイターの才能をマーケットにアピールする機会の創出を目指す。