NTTドコモ、世界初8K60fpsVR映像配信・視聴システムを開発(17.10.2)

(株)NTTドコモ(東京・千代田区、吉澤和弘社長、以下、ドコモ)は、この度、世界初(17年9月29日現在 NTTドコモ調べ)の8K60fps2VR映像配信・視聴システムを開発した。この技術は、パノラマ映像コンテンツとして高品質の8K60fpsコンテンツの配信と視聴を可能にするもの。
同システムは映像配信を行うサーバーと、ストリーミングによりコンテンツの再生を行うプレイヤー、高品質パノラマ映像を没入感高く視聴するための高品質ヘッドマウントディスプレイから構成される。通常、映像の再生負荷はコンテンツの解像度とフレームレートの積に比例し、8K60fpsコンテンツの再生は非常に高負荷となるため、ハイエンドなPCを用いても再生が困難であった。そこで、ドコモではNTTテクノクロス(株)の「パノラマ超エンジン」を用い、2K解像度の映像を2枚同時に再生するプレイヤーを開発。これにより再生負荷が大幅に下がり、市販のPCでの8K映像の再生が可能となった。