J:COM、次世代テレビプラットフォームにエリクソンを選定(17.9.11)
エリクソン(スウェーデン・ストックフォルム)は(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、井村公彦社長、以下J:COM)に、次世代テレビサービスのベンダーに選定された。
J:COMは同社の375万の加入世帯に対し、高度にパーソナル化したマルチスクリーン対応のテレビ視聴体験を可能にする、エリクソンの MediaFirst TV プラットフォームを選定した。基本設計を 17年第3四半期に開始し、両社はさらなる合意の上で開発を進めていく。
この新しいテレビサービスは、J:COMの加入者に、高度にパーソナル化したテレビ体験を、シームレスにすべての画面上で、ライブテレビの視聴、コンテンツへのオンデマンドアクセスなどを、あらゆるデバイスへ提供する。またエリクソンは、Ultra HDコンテンツの配信を可能にするため、業界標準のRDKを J:COMのセットトップボックスに投入し、限定受信システムも展開する。さらに、エリクソンの先進的なデータ解析機能を活用し、より効果的なコンテンツ推奨サービスなどの新しい収益化の機会も提供していく。