新潟大学の学生と「苗場酒造」が産学協同プロジェクトで日本酒の新商品を開発(23.9.18)

苗場酒造(株)(新潟・津南町、新保光栄社長)は、新潟大学の学生プロジェクトチーム「にゅーふぇいす」とコラボした新商品「わたしでものめる」(略称:わたのめ)を9月18日から販売開始した。


「にゅーふぇいす」とは
新潟大学経済科学部伊藤龍史ゼミ所属の女子大学生5名からなるプロジェクトチームで、「若い人にも日本酒を美味しく飲んでほしい!」という想いで活動している。

にゅーふぇいすメンバー
にゅーふぇいすロゴ

「わたしでものめる」開発経緯

新潟大学での打ち合わせの様子



「にゅーふぇいす」の周りには日本酒に対して苦手意識を持つ若い人がとても多く、「もっと沢山の若い方に日本酒を手軽に手に取ってもらいたい」「日本酒の美味しさに気づいてほしい」という想いで開発を決意した。開発にあたり、「日本酒のどういうところが嫌と感じるか」を入念に調査。それをふまえた上で飲み口・味わい・後味・喉ごしについて、沢山のこだわり・要望が苗場酒造に伝えられた。その中には、「日本酒に親しみがない方に呑んでほしいとはいえ、日本酒としての美味しさという本質はぶらしたくない」という熱い想いがあった。

蔵元から説明を受ける様子



その熱い想いに応える形で「醸す森」の製造責任者である武田氏が数種類の商品を開発。それぞれを試飲してもらった。様々な温度帯やロック、ソーダ割などの新しい飲み方も試してもらい、その上で最終的に決まった味わいを採用した。
また、瓶やラベル、首掛けのデザインも「どうしたら日本酒に馴染みがない人にも手に取ってもらえるか」を苗場酒造と”にゅーふぇいす”で何度も打ち合わせを重ねて選定・作成しました。


「わたしでものめる」味わい

商品イメージ

フルーティーさ・しっかりとしたお米の甘みと旨味を感じつつ、喉をすっと流れる後味のすっきり感にとにかくこだわった、爽快感のあるお酒。日本酒として腰が抜けた味にならず、かといってカッとしたアルコール感を感じさせないアルコール度数14度。冷蔵庫でよく冷やして。あまりお酒に強くない人はロックで飲むこともおすすめ。


「にゅーふぇいす」からのコメント
たくさんの日本酒に触れ、試飲を重ね、苗場酒造さまのご協力のもと理想の日本酒が完成しました!
日本酒本来の美味しさも残しつつ、初心者の方でも飲みやすいスッキリとした味になっています。日本酒を飲んだことがない人、一度日本酒に挑戦して苦手意識を持ってしまった人にぜひ飲んでほしいです!もちろん、日本酒好きな人にも美味しく飲んでいただけるお酒になっています。「わたのめ」ぜひよろしくお願いします!

苗場酒造株式会社
https://www.naebasan.com