パナソニック、屋外対応4Kインテグレーテッドカメラ「AW-UR100」開発(23.3.30)

パナソニック コネクト(株)(東京・中央区、樋口泰行 社長・CEO)は、屋外対応4Kインテグレーテッドカメラ「AW-UR100」を2023年度第2四半期に発売する。

AW-UR100

4K/60pに対応した撮影性能とD.I.S.S.(Dynamic Image Stabilizing System)を搭載し、大型スタジアムのような大規模な会場でも高精度な撮影を実現。クロッピング機能によって、決定的な瞬間を撮り逃すリスクを軽減する。沿岸地域の空港・倉庫街や大型船からの映像撮影、豪雪や台風時のライブ中継など、厳しい屋外の環境に耐えうる堅牢性も保持。柔軟で効率的なシステム構築を叶える幅広いプロトコル・I/Fは、屋外撮影の可能性を拡大する。撮り逃しや撮影ミスなど、あらゆるリスクが考えられる屋外での映像撮影時でも、利用者が安心して現場に臨める信頼感を提供する。

<開発背景>
近年、インターネットやスマートデバイスの普及による映像視聴スタイルの多様化が進み、ライブ配信を含む映像制作需要が拡大している。特にコロナ禍による影響を大きく受けた屋外ライブエンターテイメント業界では、オンラインとオフラインのハイブリッド形式のイベントが増加。5Gなど大容量・高速通信の拡大、そして「映像活用の一般化」によって、目の肥えた視聴者の期待を上回るクオリティや飽きさせない為の新しい映像体験・表現・演出の提供を限られた予算の中で提供していくことが常に求められている。
また、遠隔操作が可能なリモートカメラの用途や活用場面も近年広がっている。天候や気温などの気象状況に影響される屋外での撮影など、スタッフによる撮影が難しい過酷な環境での撮影・映像中継には、様々な屋外環境に対応できる筐体の堅牢性と、どんな場面でも高精度な撮影を可能にする機能性が必要だ。人手不足や働き方の変化に伴いIP伝送を用いたリモートでの映像制作・オペレーションへの転換も加速しており、映像の品質の確保と撮影現場の効率化の両立が映像制作現場の大きな課題となっている。

このような、屋外での映像制作現場の課題の解決に向け、パナソニック コネクトは筐体の高い堅牢性と高精度な撮影機能を両立した新製品「AW-UR100」を開発した。AW-UR100は主に以下(同社ページにリンク)の特長を擁し、屋外撮影現場の課題解決に取り組む。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav_remote-camera-system/lineup/aw-ur100

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