WOWOW制作、千葉雄大監督のショートフィルムがカナダのテレビ番組フェスティバルにノミネート(23.3.20)

(株)WOWOW(東京・港区、田中 晃社長)が制作し、放送・配信した「アクターズ・ショート・フィルム2」千葉雄大監督作品『あんた』が、バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル、ロッキー賞のShort Form Fiction部門にノミネートされた。

「アクターズ・ショート・フィルム」は、5人の俳優たちが制作費、制作日数など同条件で25分以内のショートフィルムを制作し、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」のグランプリを目指すプロジェクト。2021年にWOWOWの開局30周年を記念してスタートし、「アクターズ・ショート・フィルム2」はその第2弾として実施した。現在第3弾まで制作し、WOWOWオンデマンドで配信中。今回ノミネートされた『あんた』はショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022において、主演を務めた伊藤沙莉がジャパン部門ベストアクターアワードを受賞している。

WOWOWの番組が同フェスティバルにノミネートされるのは今回で8度目。2016年には「国際共同制作プロジェクト イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」が同社番組としては初めてロッキー賞のMusic,Performance & Variety部門を受賞し、2018年には「連続ドラマW 北斗 -ある殺人者の回心-」がロッキー賞のDrama Series: Non-English Language部門を受賞している。

バンフ・ワールド・メディア・フェスティバルは、1980年からカナディアン・ロッキー山脈の中心都市、バンフで毎年6月に開催されている北米を代表する国際テレビ番組の祭典。カナダ政府、アルバータ州、民間企業などが出資・運営する「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル財団」が主催している。例年、世界各国から多数の番組が出品され、「国際エミー賞」「イタリア賞」「モンテカルロ・テレビ祭」などと並ぶ世界最大のテレビ祭の一つと称されており、今年の授賞式は6月12日(月)に開催される。

■「アクターズ・ショート・フィルム2」千葉雄大監督作品『あんた』概要

初回放送
2022年2月6日(日) [WOWOWプライム]

WOWOWオンデマンド
配信中

番組内容
「あたしはいつでもあんたの味方だからね」筆を走らせるスナックの雇われママの男(沖田修一)が思いを馳せるのは、キャンプを楽しむ女(伊藤沙莉)と男(千葉雄大)。恋人でもなく、友人というには軽すぎ、でも家族にはなれない。近くにいるのに遠く感じる。ひとりでも平気だと思っていたはずなのに込み上げる寂しさ。一生続くはずだった関係は、男の一言によって徐々に歪が生まれていき…2人の先にあるものとはー。

<スタッフ・キャスト>
監督:千葉雄大
主演:伊藤沙莉・千葉雄大
チーフプロデューサー:射場好昭 コンテンツ戦略:仁藤慶彦
プロデューサー:小室秀一、宮田幸太郎、和田圭介
制作プロダクション:スタジオブルー
製作著作:WOWOW

<インタビュー記事>
WOWOWの広報マガジン FEATURES!で、「アクターズ・ショート・フィルム」担当プロデューサーのインタビュー記事を紹介。

制作チーフプロデューサー:射場好昭
企画プロデューサー:仁藤慶彦

<前編>https://corporate.wowow.co.jp/features/producer/4993.html
<後編>https://corporate.wowow.co.jp/features/producer/4994.html